- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063728064
感想・レビュー・書評
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面白かった。今後はロシアが舞台になるのだろうか。
経済のことはよくわからないが、そういえばBRICSとかよく耳にしたことがあったな。こういう時代背景も楽しめるのは良い。
膳所会長、めちゃめちゃええ人や...。フロンティアの顛末はどうなることかと思ったが、なかなか感動的な結末だった。これも島社長の強運かね。
さて、舞台はロシアに入るが、八木専務は昔のきれは何処へやら、どうなってしまったのだ。ロシア進出にはどんな影響が出てくるのか、今後の展開に期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1-13巻で13.00
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2015.11.01
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ロシアン、ストーカー。
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ハツシバの傘下のフロンティア音響は他社に売却された。会長の膳所は経営者としての責任を取って、私財を売り払い、リストラ退職者の退職金に充てることを自ら決意した。退職後、借家住まいとなった膳所を島が訪ねると、意外にも細君ともども晴れやかな心境の様子。ただ膳所から島もトップに立った以上、いつかこの日が来るものと因果を含められた。
一方銀座のクラブの雇われママにぞっこんの八木常務。そのママがオーナーとして開店する資金を工面するために、フロンティア音響が売却されるというインサイダー情報をママに流し、株の獲得と売り抜けにより、1億近い利益をあげさせる。
島は人脈による情報や調査から、八木がインサイダー情報を流したのではないかという結論に達した。役員会の俎上に載せる前に、八木にその旨の確認を取るが、八木はしらばっくれる。 -
続きが楽しみです。
著者プロフィール
弘兼憲史の作品





