- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063728125
作品紹介・あらすじ
1949年、アメリカ。『スーパーマン』『ワンダーウーマン』と並ぶヒットシリーズ『ビリーバット』を描く日系人気漫画家ケヴィン・ヤマガタ。彼の前に、以前同じキャラクターを日本で見たという人物が現れる。ケヴィンは、真偽を確かめるため、戦争の傷癒えぬ日本へと向かう……!?
コウモリが歴史の深淵を照らし出す……縦横無尽のSF歴史大河!!
(ストーリー共同制作/長崎尚志)
感想・レビュー・書評
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とりあえず手に入った15巻まで読了。自分用感想メモ。
・なんだかんだ言っても読み進めちゃう面白さはあったが、話が複雑というか広がりすぎで、「ついていけてる」感はない(笑)
・近現代史をちゃんと勉強しているともっと楽しいかも。
・二十世紀少年と似てるな…っていう手法が多い(コウモリとともだちマークのモチーフ使いとか、予言の書っぽいところとか)。
・「漫画家が漫画で世界を救う」という漫画を漫画家の浦沢直樹が描いているわけで、色々難しい設定とか背景とか考えているわりに、そこんとこのアツさが率直というか、青臭いというか、可愛いなって思わなくもない。だって、「いや、なんで漫画が世界を救うねん」って、読んでて思ってしまうもん。二十世紀少年のときの「音楽が世界を救う」発想は、そこまで違和感なかったけど。手塚治虫へのオマージュなどはよく指摘されることだけど、本当に、浦沢さんは漫画が好きなんだろうなーーって思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦後間もなく。
一人の漫画家は、とあるきっかけで自ら産み出した漫画に疑問を抱く。
その真相をさがすべく、たどった道筋は…不可解ながらも深い闇を沿う道の入り口。
世界と社会に潜む、さまざまな疑問。
不可解な謎。
この物語の果ては、どこに向かうのか?
すごく楽しみではあり…同時にオチに向かって下降していかないだろうか?、という強い不安もある。
広げた風呂敷があまりに広大で、散りばめられた謎たちがあまりにも深い。
故に収拾つかなくなって、自然飽和しないかどうか心配。
…MOSTERの作者でもあるので、同作品のような終わり方ではないことを願う。 -
そして、浦沢さんの新作。まず吃驚したのはモーニングでやってるってこと。ずっと小学館畑だったのに、講談社に来たとは。今やモーニングは井上雄彦も読めて、浦沢直樹も読めるんか。。。恐ろしや。下山事件を下敷きに使いながらの展開。面白くなりそうな下地はかなりある。でも、これからこれからって感じ。(09/8/2)
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★評価は読了後に。
歴史上の事件が次々と現れるのかぁ、掴みとしては確かにモンスターより面白いと言えるかも。 -
浦沢作品の長期シリーズお約束の物語展開がされていきます。まあ、謎が謎を呼び次回に続くスタイルです。
それが悪いというのではなく、やはり物語に引き込まれて行くのですが、無理矢理感があるところもいくつかあり、過去の作品よりも引き込まれにくく感じました。
そう言いながらも、登場人物の見せ方や演出などは流石であり、丁寧な人間ドラマも色褪せていません。
また、現実の事件と絡めているので、今後の物語展開が1巻の時点では読めません。
1巻だけでの評価だと序盤だけですので、この評価とさせて頂きました。
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20世紀少年と同じ感じだが
歴史が長い -
途中まで良かったぞ。
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かなりおもしろかったけど、やっぱり謎の回収がイマイチ。最後のスッキリ感が足りない
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【再】
「お月様はちゃんと見ててくれる。
君は道を間違ってないし、僕も道を間違ってないって。
もしもあそこに誰かいて、でかい望遠鏡でこっちを見てたら、
僕らは道を間違ってないって。もしもあそこに誰かがいたら。」 -
全巻
浦沢作品は読み応えがあって面白いが、これは時代が交差して解りにくい。
著者プロフィール
浦沢直樹の作品





