BILLY BAT(1) (モーニング KC)

  • 講談社
3.67
  • (112)
  • (176)
  • (213)
  • (28)
  • (7)
本棚登録 : 1993
感想 : 115
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063728125

作品紹介・あらすじ

1949年、アメリカーー『スーパーマン』『ワンダーウーマン』に並ぶ人気漫画『ビリーバットシリーズ』を描く、ケヴィン・ヤマガタのもとに、彼が描くキャラクターと同じものを以前日本で見たという情報が入った。ケヴィンはその真偽を確かめるため日本へと渡るーー

浦沢直樹と長崎尚志の強力タッグがつむぐ、最新作!
コウモリが歴史の深淵を照らし出すーー


1949年、アメリカ。『スーパーマン』『ワンダーウーマン』と並ぶヒットシリーズ『ビリーバット』を描く日系人気漫画家ケヴィン・ヤマガタ。彼の前に、以前同じキャラクターを日本で見たという人物が現れる。ケヴィンは、真偽を確かめるため、戦争の傷癒えぬ日本へと向かう……!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とりあえず手に入った15巻まで読了。自分用感想メモ。

    ・なんだかんだ言っても読み進めちゃう面白さはあったが、話が複雑というか広がりすぎで、「ついていけてる」感はない(笑)
    ・近現代史をちゃんと勉強しているともっと楽しいかも。
    ・二十世紀少年と似てるな…っていう手法が多い(コウモリとともだちマークのモチーフ使いとか、予言の書っぽいところとか)。
    ・「漫画家が漫画で世界を救う」という漫画を漫画家の浦沢直樹が描いているわけで、色々難しい設定とか背景とか考えているわりに、そこんとこのアツさが率直というか、青臭いというか、可愛いなって思わなくもない。だって、「いや、なんで漫画が世界を救うねん」って、読んでて思ってしまうもん。二十世紀少年のときの「音楽が世界を救う」発想は、そこまで違和感なかったけど。手塚治虫へのオマージュなどはよく指摘されることだけど、本当に、浦沢さんは漫画が好きなんだろうなーーって思う。

  • 戦後間もなく。
    一人の漫画家は、とあるきっかけで自ら産み出した漫画に疑問を抱く。

    その真相をさがすべく、たどった道筋は…不可解ながらも深い闇を沿う道の入り口。

    世界と社会に潜む、さまざまな疑問。
    不可解な謎。

    この物語の果ては、どこに向かうのか?
    すごく楽しみではあり…同時にオチに向かって下降していかないだろうか?、という強い不安もある。

    広げた風呂敷があまりに広大で、散りばめられた謎たちがあまりにも深い。
    故に収拾つかなくなって、自然飽和しないかどうか心配。
    …MOSTERの作者でもあるので、同作品のような終わり方ではないことを願う。

  • そして、浦沢さんの新作。まず吃驚したのはモーニングでやってるってこと。ずっと小学館畑だったのに、講談社に来たとは。今やモーニングは井上雄彦も読めて、浦沢直樹も読めるんか。。。恐ろしや。下山事件を下敷きに使いながらの展開。面白くなりそうな下地はかなりある。でも、これからこれからって感じ。(09/8/2)

  • 浦沢作品の長期シリーズお約束の物語展開がされていきます。まあ、謎が謎を呼び次回に続くスタイルです。 
    それが悪いというのではなく、やはり物語に引き込まれて行くのですが、無理矢理感があるところもいくつかあり、過去の作品よりも引き込まれにくく感じました。
    そう言いながらも、登場人物の見せ方や演出などは流石であり、丁寧な人間ドラマも色褪せていません。
    また、現実の事件と絡めているので、今後の物語展開が1巻の時点では読めません。
    1巻だけでの評価だと序盤だけですので、この評価とさせて頂きました。

  • 20世紀少年と同じ感じだが
    歴史が長い

  • 途中まで良かったぞ。

  • かなりおもしろかったけど、やっぱり謎の回収がイマイチ。最後のスッキリ感が足りない

  • 【再】
    「お月様はちゃんと見ててくれる。
    君は道を間違ってないし、僕も道を間違ってないって。
    もしもあそこに誰かいて、でかい望遠鏡でこっちを見てたら、
    僕らは道を間違ってないって。もしもあそこに誰かがいたら。」

  • 全巻
    浦沢作品は読み応えがあって面白いが、これは時代が交差して解りにくい。

  • 白洲次郎が出て来てテンション上がる!!

全115件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浦沢直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×