へうげもの(10) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063728699

感想・レビュー・書評

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  • 戦国時代の武将にして、茶人の古田織部の生涯を追った漫画の10巻。

    茶の開祖ともいえる千利休のあとをつぎ、茶頭筆頭となり、数寄の道をひた走る織部。ひしゃげた器の完成を目指して、朝鮮半島へ!

    個人的には、8,9,10巻くらいになって、かの時代の主要な数寄人、芸術家、武将たちについて、著者独自の描き方に慣れてきて、楽しくなってきました。

    茶の道、茶道具、建築、陶器、絵画、戦国武将の哲学、などを知るに良いです。副読本的な使い方で!

  • まさかの石田三成出番ゼロ。物足りないぜ!
    「すわっ」三連発とか毎度ながら意表を突く表現で油断ができない。
    それにしても柳生宗矩の顔がなんていうか不気味だ……。

  • 1593年~1594年
    蒲生氏郷、本阿弥光悦

  • 今回は日本アートの始祖達の誕生編的な感じです。
    今、美術展でも話題の長谷川等伯、日本初の陶芸家とも伝えられる本阿弥光悦のエピソード。浮世絵の始祖として知られる岩佐又兵衛(荒木村重の遺児?)や、柳生が初登場。
    そして、あまり日本では詳しく語られる事の少ない朝鮮出兵の描写。蒲生と政宗の駆け引きなど、地味だが相変わらずの面白さ!

  • 巻数が二桁に突入。依然安定したレベルを保ってる。
    各タイトルのつけ方はいつも楽しみ。

  • ◎ダ・ヴィンチ2006年6月号
    「今月のプラチナ本」

    2010年2月27日(土)読了。

    2010−19。

  • 織部かわいいー。
    面白さをキープしていますね。

  • 2010 2/2読了。有隣堂で購入。

    歪んだ器が焼きあがった瞬間の織部の顔が・・・!

  • この巻になって織部が生き生きしてきたような・・・以前より面白いです。

  • 2010年1月31日購入。
    ・ゆがみ要塞「うぎゃあ」
    ・絶交状

    この辺りが面白くて面白くて。

    (2021年8月)
    読み返し中。
    ・うぎゃあ
    ・朝鮮密航
    ・「生まれや育ちに拘らず 人生は過酷なものぞ…… 左様な人生へに最大の復讐は……笑うて暮らす事とは思わぬか……?」

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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