バガボンド(33) (モーニング KC)

  • 講談社 (2010年5月27日発売)
4.19
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Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ) / ISBN・EAN: 9784063729030

作品紹介・あらすじ

「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!


武蔵が戯れに音を閉ざした時、内に出現する何か。それは会いたいと熱望するも今や叶わぬ相手──小次郎だった。神経を研ぎすまし、武蔵は自分の奥へ奥へと分け入っていく……。

みんなの感想まとめ

「強い」とは何かを問いかけるこの作品は、主人公宮本武蔵の内面の葛藤を描き出しています。吉岡一門との戦いが終息に向かう中で、武蔵は新たな生き方を模索しつつも、自らの過去や孤独と向き合う姿が印象的です。重...

感想・レビュー・書評

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  •  あきらめたら そこで闘いは終わりだ 剣を手放せる

    バガボンド(33) (モーニング KC)
    -出典:バガボンド(33) (モーニング KC) / 井上雄彦 より

  • バガボンドもとうとう33巻。吉岡一門との戦いも決着し、殺し合いの螺旋から抜け出たに見えた武蔵ですが、新たな生を歩もうするも、どうしても“次”の生き方が見つからず迷い苦しむ重苦しい展開です。逆に小次郎は小倉に剣術指南役として迎えられ、今までの流浪が嘘のような前途洋々ぶり。二人の生き方と存在の対比。
     どんなことであろうと一生懸命にやってきたことを捨て、新しいことをやろうとするのは難しく、なかなか次の一手が見つからないものですが、武蔵もその例に漏れず、人間としての苦しみに迷うことに……。重苦しい中にもユーモアもあり、読み手を引きこむストーリーテーリングはさすがですねぇ。
     そういえば、中盤に武蔵が言われる言葉にこんなのがあるんですが、
    “あきらめたらそこで戦いは終わりだ。剣を手放せる”
     言わずとしれたスラムダンクのあの台詞を思い出す対比的な言葉でしたね。
     これがまた重苦しいながらも、あきらめないことだけが美徳ではない、ということも示唆しているのが凄い。
     34巻は秋。楽しみです。

  • あのセリフをまるっきりさかさまにしただけやけど。

    いや、だからこそか。

    しみるわ〜。



    なかなか話が進まんのがじれったい気もするけれど。

    なんやったら永遠に終わってほしくない漫画やし。

    じわじわ引っ張られんのもまたよし。

  • 小次郎の魅力が凄い。特に巻末にある小倉でのやり取り。

  • 宮本武蔵は、強いとは何かを求めて流浪の旅へ。小次郎は豊前小倉へ。。

  • 面白い

  • ラストが近いって、絵からも響いてくる。

  • 豊前小倉の細川家では、小次郎のみならず武蔵も招こうとしますが、心のうちになおも疼くものを秘めた武蔵は彼らの申し出をしりぞけます。そして彼は、仏師の家に住み込みで働くことになり、彼らとの交流のなかでもう一度自分自身を見つめなおします。

    武蔵と小次郎の物語を人びとに語って聞かせる語り部となった後年の又八が描かれています今後の展開で描かれることはあるのかわかりませんが、彼自身がその後どのような人生を歩んだのかということも気になります。

  • 武蔵は小次郎の状況を感じようとしたり、村人の暮らしから何が得られるか試しつつも自分のポテンシャルを確認したがっている。ある意味、まだインプット不足なのかも。一方の小次郎はすでに完成している。

  • 2010年5月27日読了。

    まだか。

    ふたりの、剣以外の共通点があった。子どもに好かれること。
    子どもは外見だけで判断するのじゃなく、本質を見抜く犬猫みたいなところがあるのかもしれない。

    まだか。

    もう少しか。

  •  そろそろ流浪の旅にも飽きてきた感じが・・・(笑)内面に迫っていくのも良いけれど、なかなか「これだ!」って答えが出るのは難しそう。
     でもそんな風に思ってる中で小次郎の登場はタイミングが良かったと思う。風通しが良くなった感じ。

  • バガボンドで描かれる佐々木小次郎のキャラクターの柔らかさ、とても好感を持てる。

  • これは28巻に続き癒しの巻。家族の温かさに触れる武蔵。また一つ深みを得た武蔵。いい巻でした。そして、小次郎様素敵ー!(笑)

  • 得ることと同時に失うこと。果たして見えるすなわち幸福か、自由か。「あきらめたら そこで闘いは終わりだ」でました、井上雄彦節。スラダンと意味合いは全然違うけど。

  • 武蔵と小次郎以外の登場人物やサイドストーリーが減ってきて、2人の対決に向かっていく…いや、まだ、行きそう、な気配を見せてきた巻。

    小次郎カッコよ過ぎるだろう。
    でもマジメになり過ぎず、マンガらしいエンターテイメント性があるので、飽きさせないアクセントにもなっていて良い。
    モヤモヤし続けている武蔵だけの話だったら飽きそう。

  • 様々な生き方を紡ぐ人と出会う武蔵。剣を置く道と剣の中で生きる道。思考に思考を重ねるところが面白く、一方小次郎はただただシンプルに自分の生きる道が切り開かれていく。

  • 一気に話が終着駅に向かって走り出した感がある。今回、僕がとても印象に残ったのは仏師の「あきらめろ あきらめたらそこで戦いは終わりだ 剣を手放せる」という言葉。あの井上さんが、スラムダンクでは安西監督に「あきらめたら試合終了ですよ」という名言を吐かせたあの井上さんが、この一言を書いたというのがすごい何かを暗示しているようで。(10/6/17)

  • おつうどんどんかわいくなるなぁw

  • 仏師家族の家に居候する武蔵のエピソード。読んでる最中はほっとした気分になったのだけど、それもつかの間だった。

  • 武蔵も小次郎も人を一人切るごとに阿修羅の境地に陥ると思いきや、自然の美しさ、命の大切さ、愛することの素晴らしさを極めて行き、二人のバガボンドが本当の意味の「天下無双」に近づいて行く様子が1ページごとに期待しワクワクしてしまう。

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著者プロフィール

1967年生まれ、鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。 90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』を大人気連載中!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載中。

「2014年 『バガボンド(37)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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