ピアノの森(18) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 680
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063729177

作品紹介・あらすじ

森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!

『ピアノの森』、待望の最新第18巻!優勝候補パン・ウェイの演奏も終わり、ショパン・コンクール2次審査2日目へ突入。アダムスキの言葉を心に響かせ変わろうとしていた雨宮についに覚醒の時が──。「カイくん! 今僕はキミに聴かせるために、ピアノに魂を入れよう!」 コンクールが少年をコンテスタント(出場者)から、ピアニストへと変える!

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本

    ショパンコンクール2次予選。
    みんなの思惑が交差する。
    あのプレッシャーの中成長ができるってすごいと思う。
    でも100回の練習より、1回の舞台で得るものがあるというのの典型だと思う。
    次はカイの番。

  • カイがあんまり出てこない…

  • 2020.7.18市立図書館(次女)
    ショパンコンクール第二次審査は続く。ファイナルに残れるのは30名中12名。初日のソフィ・オルメッソン、パン ウェイに続くコンテスタントたちが軽重ありで紹介されていき、2日目の午後の部にアダムスキの言葉をお守りにした雨宮修平登場、そして最終日のカイ順番の前に、ポーランドの新星レフ・シマノフスキ登場というところまで。
    イギリスの音楽専門誌の記者ビクトリアがパン ウェイの周辺を嗅ぎ回るのが不穏。コンクールの最中に覚醒し化ける雨宮、それが吉とでるか凶とでるか、本人の満足・高揚感、カイたちの評価に対して、父親や審査員らの微妙な反応が雨宮を不安にする…

    巻末に下田幸二(音楽評論家・ピアニスト)のコラム「ショパンの祖国の舞曲・マズルカとポロネーズ」。

    157 ”オリジナル”への反響
    158 今 ここに懸ける想い
    159 敗者が残してくれたモノ
    160 この音楽は何のために
    161 覚醒
    162 僕だけのピアノ
    163 疑雲
    164 不安/不信
    165 The day before
    166 ポーランドのショパン!

  • 雨宮くん開眼!
    でもお父さんは素直に彼の成長を喜ばない。これが雨宮くんの苦悩の原因だったんですね。
    今回はカイくんの出番なし。次に出てくるのかな?

  • 海(カイ)が、阿字野(あじの)とともに、そして“森のピアノ”を胸にたどり着いた大舞台=ショパン国際コンクール。孤高の優勝候補パン・ウェイの圧倒的な演奏も終わり、2次審査は2日目へ突入。1次審査で落ちたポーランドのスター・アダムスキの言葉を心に響かせた雨宮(あまみや)に、ついに覚醒の時が! 「カイくん! 今僕はキミに聴かせるために、ピアノに魂を入れよう!」 その音を聴くカイは!?(Amazon紹介より)

  • 雨宮親子の対比が「ピアノの森」ならではの鋭さで描かれます。お金を支払って来るファンが多くいるのほど優れたプロです。ファンは奏者の個性を聴きに行くのです。雨宮くんはプロへの一歩を踏み出せてよかった!一方、お父さんは、いかにも日本人です。長所よりも欠点が気になって仕方がないのですね。

  • 2015/5/27購入
    2015/6/25読了

  • ショパンコンクール2次審査
    第157話 〝オリジナル〟への反響
    第158話 今 ここに懸ける想い
    第159話 敗者が残してくれたモノ
    第160話 この音楽は何のために
    *雨宮修平(~163話)
    第161話 覚醒
    第162話 僕だけのピアノ
    第163話 疑雲
    第164話 不安/不信
    第165話 The day before
    第166話 ポーランドのショパン
    *レフ・シマノフスキ(~167話)

  • 修平がこの大舞台で覚醒する。
    ミスはするものの、感動的ですらある演奏は、修平自身を魅了する。
    しかし、洋一郎には修平の音楽の良さよりミスが気になったようだった。
    洋一郎の様子に修平は不安を覚える。
    レフはポーランド人審査員たちの求めていたショパンを弾きこなす。

  • パンの演奏も終わり、いよいよ雨宮の順番が回ってきました。
    アダムスキに言われた言葉を思い出し、今の自分を表現数rために、カイだけに聞かせるためにコンクールと言う枠から抜け出しても自分だけのピアノを演奏しきりました。
    雨宮自身も満足し、落ちる要素もないと思っているが、それとは裏腹に父親は心配ばかりしていく。
    なんというか、気持ちはわかるような気がしますが、自分と阿字野を比べて、息子とカイも比べちゃうんでしょうね。
    どっちが優秀なのかとか。知らない間にも息子を追い詰めて言ってることにいつ気づくのでしょう。そして、雨宮は無事に予選を突破できるのかな。

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著者プロフィール

1984年、ヤングマガジン誌上にて『カオリ』でデビュー。95年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。主な作品として『はなったれBoogie』『どいつもこいつも』『出直しといで!』『ハッスル』『魚人荘から愛をこめて』など。現在、モーニングにて『ピアノの森』を好評連載中!

「2014年 『CD付き ピアノの森(24)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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