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- / ISBN・EAN: 9784063729320
感想・レビュー・書評
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一度でも創作に携わったことがある人は発想が許せないんじゃ無いだろか。
大昔に読んでみたけど耐えられなくて止めちゃったの。
最近良く遊ぶ友達に勧められたから再挑戦してみてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なりきりたいほど好きすぎた人に、実際になってしまったらどうなるのか?しかもビートルズほどの世紀の有名人に。
ジョン・レノンがあのような死に方をしたからこそ、このような物語ができるのだろう。映画『イエスタデイ』も同じテーマであり、主人公がその時代の人間を騙していることへの良心の呵責と、代わりに自分が素晴らしさを伝えねばならないという責任の間で揺らぐ。
何回も読むと、このストーリーの奥深さやセリフの素晴らしさが伝わって、心に沁み込む。忠実に再現したかわぐちかいじさんにより、素晴らしい作品になっていると思う。
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ビートルズが誕生する前の昭和にタイムスリップしたビートルズのコピーバンドが本物が登場する前に自分たちが本物になろうと画策する…
アーティストとしての魂を売った男の話。 -
ビートルズのコピーバンドがビートルズが生れるまでの時代にタイムスリップしてしまったら…
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それはビートルズへの裏切り──2010年から1961年にタイムスリップしたビートルズのコピーバンド。
自分たちのきた時代がビートルズのデビュー前年だと知ったメンバーは、ビートルズになり代わることを決意する。
“もし、僕がビートルズより先に『イエスタデイ』を発表したら、僕はビートルズになれるかもしれない” -
現代のビートルズコピーバンドが、ビートルズデビュー前にタイムスリップし、ビートルズの楽曲を自らのオリジナル曲として発表してしまう話。大胆というか乱暴な虚構なんだけど、その奥にビートルズの才能に対する無邪気な信頼と大それた対抗心があるのが面白い。
コピーバンドでもジョンとポールは対立するんだなとおもしろく読んでいたけれど、気がつけばいつもの「かわぐちかいじ作品」におけるダブル主人公のパターンにしっかりはまっている。今回の主役はこっちか、と思いながら読むのだけれど、今回の主役は深町くんよりもひねくれていそうである。
確かに先が気になる。ただ、この作者の女性の絵はどうも美しくなくて苦手だ。 -
ファブフォー。