- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063729825
作品紹介・あらすじ
あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!
朝鮮戦線泥沼化。キリシタン大弾圧。海外侵略と内政混乱、豊臣政権内憂外患。数奇の玉座を目指す古田織部は、わび、さびと一線を画す「乙」の境地に開眼。「めぎゅわ」なやきもので日の本を統一すべく、日夜物欲と創意をたぎらせる。日ごと病み衰える秀吉に死期が近づく。唯一の「友」として、己は何をするべきか。織部が選んだはなむけは、「贅」の男にふさわしい「祭り」であった。
感想・レビュー・書評
-
息苦しさと閉塞感の漂う中で、天下におのれの「数寄」をしめさんとする織部。そのへうげものが、まさに逝かんとする「友」へ贈る最後のはなむけ。そして、やはり最期はあのひとのもとで。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クライマックス間近やね!
-
マンガ
-
本卷寫到秀吉過世,最後織部實現男子漢的約定讓秀吉看到他其實是有很多朋友的,這段實在好感人。雖然看過文庫版,但讀到這裡還是有新的感動。
-
豊臣秀吉、ついに死す。古田織部らしい最後のお見送りで良い終わりかただった。徳川家康が息子秀忠に「たとえ我らと価値観は違えども、信長公が負うはずだった労苦を一人で背負うた殿下の気概は恐るべきるべきもの。」と豊臣秀吉に語っていたが、これは確かに的を得た論評だと思った。
古田織部、最高! -
12
-
「こ……こうやるんだ……己が理想の実現はこうやるんだわ……!!」今の政治家や官僚にたくさん居そう……居るよなぁ。
-
読了。
-
秀吉との約束をはたそうとする織部。常に腹のさぐりあいをしている武士ですが
この友の気持ちは本物であってほしい、と切望します。
太閤が没するシーンは泣いた。
著者プロフィール
山田芳裕の作品





