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- / ISBN・EAN: 9784063729856
感想・レビュー・書評
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表紙のボンネット型特急が良い。リアルタイムでは常磐線土浦駅での「特急ひたち」が記憶にある。荻野カレチの乗客を思う姿勢に感動する。車掌を目指し鉄道学園へ行くも、伸び悩んでいる時に出会ったトロリーバスの女性車掌との話、恋愛には発展しなかったのが少し残念。「誤乗」の最終場面が特に良かった。罪を憎んで人を憎まず。車掌ってたいへんだ。ちなみに自分は運転士希望(^^;
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絵も上手くなってるし、どれもホロリとさせられたりウムと言わされたり。特に「車内巡回」。次巻が楽しみ。
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読むのは2回目。何回読んでも感動する。
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昭和40年代、国鉄車掌の職人魂。時代も性別も関係なく、プロの仕事ってかっこいい。
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ビーフシチューの話が好き。
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情報システム屋の末席に身を置くものとして、「マルス」という乗車券発行システムの話に反応する。調べるとけっこうな歴史があるのだな。可用性の高い巨大なシステムにはそれだけの物語があるのだと思う。関わる人も費用も計り知れない。マルスにまつわる本もいろいろと出ているようだし読んでみたいなと思う。
「マルス」
「特発車掌」
「車掌補」
「出発合図」
「誤乗」
「"機関士根性"」
「列車指令」
「社内巡回」
「"セノハチ"」
「欠乗」
機関士が指導機関士への転身を告げられ逡巡する物語がある。私たちSI業界でもこれは言われること。プログラマーでいるか、SEやPMへ転身していくか。私もプログラムを書いていけるのならそうしたいけれど…
それにしても武藤運転士がかっこいい。 -
「マルス」にも思い出が。
大阪から青森まで行って、青森から国鉄バスで十和田湖に行き、三沢に出て、東京まで急行。東京から大阪まで急行で。という切符を今でいう「みどりの窓口」へたのみにいった。40年も昔のはなし。そのころ「マルス」が使われていた。パタパタとページをくるようにして穴に棒をさしこんでいた。
大阪発大阪行きの切符は二枚になり、作成に40分待たされた。
学割で旅行費用は泊まり食事も含みで、一万円で少しのおつりがきたことを覚えている。郵便局のアルバイトが時給100円だったころのこと。
本の感想からずれてしまった。すまぬ。