特上カバチ!! カバチタレ!2 (25) (モーニングKC)

  • 講談社 (2011年4月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063729917

感想・レビュー・書評

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  • ペットはモノ。

  • 最初動物火葬詐欺の話から入る。今トラブルの元になってるのだろう。
    それから市営住宅でのペット問題。禁止されているが黙認されてるとこもあって、もし禁止を厳格に運用されたらどうなるか。これまで黙認していたものを急に禁止と言われても対応に困る。説明会を開催させたり、議員を使ったり、裁判にすると言われたり、新聞沙汰になったりタイヘンだ。3ヶ月の猶予が6ヶ月の猶予で決着する。妥当なところだろう。
    そしてペットの交通事故。ペットは物扱いなので物損になる。拾ってきたネコなら物の価値は0円である。なるほどね。最近は損害賠償も認められるそうだ。

    ネコの絵がひどくうまい。飼ってるのだろうか。ネコを事故で失うがもう一匹のネコが子どもを産んでうまくおさまる。なかなか心温まるシーンでした。
    ペットについて今起きてる問題をうまくまとめてうまく読ませる。さすがです。

  • 犬を飼ってはいけない市営住宅で犬を飼う、よくある話だけどカバチで完全に解決はしないところがなかなか。
    まぁ、それよりも近所の市営住宅では所得制限のあるところで500万円の新車を買える人がいる方が不思議だけどね。

  • 法的には「物」として扱われてきたペット。最近の判例も踏まえて、情理を尽くした展開になっている。カバチの絵は人間については、おどろおどろしいが、動物の描き方には、愛があると思う。東風さん、すごい!

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著者プロフィール

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。1996年に、従兄弟・田島隆の紹介により、青木雄二氏と出会い、大阪に出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。1998年、処女作『五番街』で「ヤングマガジン」のちばてつや賞入賞。1999年より「モーニング」にて『カバチタレ!』、2005年より同誌にて『特上カバチ!!』、2001年より「イブニング」にて『極悪がんぼ』を連載。2009年9月より『激昂(ブチギレ)がんぼ』を連載。2013年5月より『カバチ!!!』の連載を開始した。大阪府大阪市在住。

「2021年 『カバチ!!!-カバチタレ!3-(39)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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