- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063730777
感想・レビュー・書評
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ゆめかうつつか。
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話はアニメ版の後日談の形で、オリジナルキャラがメインの話。
パプリカの偽物が事件を起こすという雛形は後日談として非常に適切だと思うけれども、その犯人が主役のような扱いなので、パプリカファンには微妙。
作品のビジュアルは映画版準拠となっており、ギミックも散見される。
が、作者がイマイチ読み込み不足なのか、 偽パプリカもレディオクラブを使う。
そもそもレディオクラブがネット上に移されたのは今敏がインターネットに夢と似たような無意識の集合体という意味で次のシーンへの導入だし。
あと、パプリカがなんでか敦子の前から消えてる。映画のラストシーンでも一応消えてないことはほのめかされていたと思うけど。消えた説明もなければ戻る理由もない。
偽パプリカも何故か夢の姿と現実の姿がある。
原作では、バリバリ働く男よりも優れた女のアコガレの女性 敦子も夢のなか、本質的には男の理想の女性であって欲しいみたいだったと思うけど。
どうせ出すなら悪魔的なキャラとかにして欲しいですね。
夢と現実がごっちゃになるのは原理よくわかってないけど、なんか簡単にDCミニの使いすぎのせいにされてる。原作は意図的な精神攻撃で、映画は使用中の死がきっかけだと理解してるけど、これの理由、よくわかんない。
普段からDCミニ使ってたわけでも、重度の精神障害でもない男からなんであんなに溢れるのか。
都合でそうなっただけに見えちゃうんだな~
あと、告白の影響っぽい学校描写に若干の不快感。話に必要ない雰囲気とかやめて欲しいな。 -
またまた本編を見ぬままスピンオフ作品を読む結果に(笑)。
原作からの流れはだいたいわかったが、とりあえず原作必見であるのは間違いなさそう。
しかし原作者筒井の世界観の振り幅はおそろしい。
どっからどこまで本気なんだか。 -
原作を読んでくれ
話はそれからだ -
小学生でもよくわかる「パプリカ」というかんじだった。
小さい子にはいいんじゃないでしょうかね…
著者プロフィール
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