- 本 ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063731309
作品紹介・あらすじ
脅威の新人、待望の初連載スタート!
ここではない世界、いまではない時代。
将軍(パシャ)と呼ばれる為政者たちの治める
草原と砂漠の国・トルキエ将国。
隣国・バルトライン帝国との戦争から12年、
交易で得た巨万の富をもって復興を遂げたトルキエに、
再び帝国の魔の手が迫る・・・。
就任10日目の新米将軍・マフムート、犬鷲・イスカンダルを相棒に
国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂く!
砦の町を解放しイブラヒムを救ったマフムートを待っていたのは、意外な決定だった!自らの見識と力を蓄えるため、旅に出るマフムート。そして、彼は同族の男・スレイマンと出会う!同じ後悔と怒りを背負う同志の出現に固まる決心‥‥。新たな旅がここに始まる!!
感想・レビュー・書評
-
完結している長いマンガが読みたくて、借りてきた。まだ2巻だけど、ふりがなが凝っていて読みづらい(笑)
将軍会議(デイワーン)とか、将軍(パシャ)とか…。
あとはキャラがわかんなくなったり。もう少し頑張ってみる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初っ端から会議シーンで、この手の政治の話となると私には難しすぎて眠くなってしまったりすることが多いのですが、短く簡潔にわかりやすくまとめられていたことに驚きました。一件に関わったキャラクターが順番に意見を述べるシーンとなると心情描写含めて長くなりそうなものですが、結果発表までずっとくどいところがなく、イブラヒムとマフくんの衝撃やザガノスの狡猾さ、ハッピーエンドでもないしバッドエンドとも言い切れないスタート地点といった内容が私にすら理解できました。作者さん、頭いいのだろうなぁ…。
アニメにはなかったマフくんが芝居を知るきっかけになった話がとても好きです。商人と価格交渉するマフくん、かっこいいのですがそれ以上に可愛いです。マフくんの視野が広がるのがわかるとなんだか読んでるこちらまで嬉しくなります。
スレイマンとマフくんの共闘はかっこよ過ぎますね。どこまでも後輩気質な主人公が3巻からはいよいよ外の世界を知るのかと思うと胸熱です。 -
いざ2巻!と思い読み始めたものの、いきなりマフくんが将軍から降格。あれ?これって、将軍の話じゃなかったの…?と思ったけど、読み進めて納得。これはマフくんが旅をして、成長していく物語なのね。ということは、そのうち旅先で仲間が( ˇωˇ )?なんて思ったり。
今巻でスレイマンが登場。マフくんの師匠かなにかに…?と思ったけど、そんなことはなく(笑)
次なる目的地へ、マフくんいざ行かん( ˆoˆ )/
ところでザガノス将軍がマフくんに対していい✖薬(⭕役)になっているけど、この2人が今後どのような絡みをみせるのかたのしみです。ライバルみたいな感じなのかな…?なんて。 -
読了
-
英雄と将軍の資質。
マフムートの成長、進化を見つめる巻。
凄く面白い! 是非早く続きが読みたい! -
2巻目にして、早くも将軍をクビになった。
-
よくよく考えたら、バルトライン帝国の…ルイ宰相の目的が分からない。
何故、トルキエ将国にこだわるのか。
将国は交通の要であるようですから、そこを狙っているということなのかな。
そこを陥落できれば、今後帝国が周辺諸国を制圧する場合に有利になるということでしょうか。
今のところそれくらいしか理由が浮かばないけどれも、他にも隠された理由があるのかな。
で、内容です。
いきなり降格されましたね。
これって、どれくらいの降格になるんでしょうね。
将軍(パシャ)⇒千人隊長(ビン・パシュ)
これって、階級いくつ分何ですかね。
それが分かればどれくらいの厳罰だったのかもう少し分かりやすかったかな。
しかし、身を受けてくれたのがカリル将軍だってのがまた…。
本当に可愛がられていますね、マフムートくん。
これ多分、色々と丸めてくれたのがカリル将軍てことですよね。
本来なら、死罪のはずのイブラヒムも厳罰を受けるはずだったザガノスも、帝国との現状を鑑みるにその場を外すわけにはいかない。
ここで、将国側が二人に温情を見せることによって、より強い忠誠を誓わせ、次はないぞという脅しにもなる。それにより、より強固な守護を暗黙のうちに約束させるということ。
さて、ここでマフムートくんですが、彼の場合は、勝手に個人的な行動を起こしたという、おそらく軍事規定違反みたいなものだということでしょうね。
しかも初犯ではないということ。
前にも同じように勝手に行動して、結果としては良かったものの、やはり規律的には問題がある。これを看過し続けるようでは、やがては軍の規律を乱す事になり、引いていは軍の弱体化を招く、といったあたりですか。
こう言うことは軍の根幹に非常に打撃になりますからね。
そう考えるともう少し厳しい沙汰でも仕方なかったのかもしれません。
しかし、そうならなかった。
これは一重に、カリル将軍の口添えでしょうね。
彼がそう動くことを知っており、更に、彼の功績を上げ、その上で、自分が彼の身を預かるということで、周囲の承認を取った、と。
20年、将国に奉公を捧げたカリル将軍の信頼と信任ならではのやり方と言ったところでしょうか。
あと、マフムートへの期待値込みでしょうね。
優秀だけど未熟という判断。
カリル将軍のもとで修行して来いと。
ザガノスさんは、ある程度マフムートを信用したってことかな。
まあ、結果的には部下も救ってもらったわけだし。
自分たちが受けるはずの罰を一部引き受けてくれたわけだし。
更に新しいキャラ。スレイマンさん。
ものすごく兄貴っぽいです。
そしていい人っぽいです。
同族であるマフムートくんが弟分て気分なんだろうなぁ。
そんなこんなで、旅立つ決意をしたマフムートくんですが、旅先でも波乱の予感で何が起こるのか期待です。 -
マフムートがこれからの政局にどう関わるのか?!
と思ってたら、まさかの降格!
そうしたらどうなんのさ、これから!
と思ったら、成る程。
ある種の修行の旅と云うことか。
さて、彼がどう成長してくかが楽しみだ。
著者プロフィール
カトウコトノの作品





