- 本 ・マンガ (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063731323
作品紹介・あらすじ
地球は狙われていた!! 平和な街に突如として現れた宇宙怪獣ドリモンになすすべもなく蹂躙されていく人々。ドリモンに対抗する手段はただひとつ、変身スティックである!! 強力な変身コスチュームを生み出すこのスティックだったが、コスチュームにはなんと自力で着がえなくてはならないという欠陥があった。そんな面倒なスティックを偶然手にした我らが主人公、果実みのり。彼女はちょっとおバカでおっちょこちょいで、そして‥‥、着がえが遅かった!! 着がえが先か、破壊が先か、どうなる地球!? 未来はみのりに託された!!
平和な地球に宇宙怪獣の危機が!!人類のピンチを救うため、変身コスチュームに「着がえる」のは果実みのり。 ところが、彼女はちょっとおバカでおっちょこちょいで、そして…着がえが遅かった!!どうなる地球!?未来はみのりに託された!!
感想・レビュー・書評
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良い意味で「アホだー!」と叫びたくなる、ちょっとお色気コメディ。
そういえば2000年の前半ってこんなアニメとか多かったような、と思い出しつつ今こそアニメ化しないかなー、とか思いました。
しかし渡辺さんの作品の振り幅は凄いなぁ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
僕はこういう漫画を読んでます。ちゃんと衣類を身に付けろ。意匠的に危ないキャラがいる。
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まずは奇跡の復刻おめでとうございます。
それにしてもさほど売れていたわけでもない(たぶん)デビュー作を、全6巻も復刊するとは豪気な決断だ。出版社にそんな決断をさせるほど『るるも』が評判良かったんだろうか? 作者のファンとしては素直に嬉しいけど。
とはいえ、こうして見直すとあの手堅い地力の作者とは思えないほど色々ぶっ飛んでいて、いわゆる「人を不安にさせる面白さ」があって驚かされる。
特に初期は必要ないほどお色気過剰だったり、「ドラ○もんに似た人」を余裕で主要キャラとして出してきたり、画風というかキャラデザインが微妙に独特で読者の感情移入を拒むものがあったり。
それは特に表情の硬いキャラクターに顕著で、ののといい道真といい、まして辻野先輩の顔の崩れているわけではないのにものすごい気持ち悪さといい、うん、まあ、いい方向に成長してくれてなによりだよね(現在の描き下ろしイラストを見ながら)。
読み進めるほどに、初期のお色気どストレートではなくドタバタコメディーwith可愛い女の子に作者の資質があると改めて再確認。
この人のドタバタコメディーはテンポが過剰なほど良くてなおかつ大バカで実にいい。
これで同時に『弱虫ペダル』のような正統派熱血も描いちゃうんだから驚きだ。
著者プロフィール
渡辺航の作品





