空色動画(2) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063731361

感想・レビュー・書評

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  • 「今のこのキモチ ひとりでは味わったことがないから(略)私はがんばる」。流されがちだったヤスキチが、雨の中自分を奮い立たせてかけずり回って。青いけど羨ましい青春だなと思う。いいなあ。

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  • 青春ばんざい! ああ、なんと真っ正面から堂々と青春賛歌・友情賛歌をうたうのか。'70年代のそれと違うのは、ヒーローではなく弱っちくダメな子のヤスキチの苦闘が中心になるところだ。しかして必要以上にめめしくなく、弱いヤスキチがそれでも敢然と立ち向かうところがどうにも泣かせる。ああ、僕はこのマンガが大好きだ!

    クラスの連中がみるみる巻き込まれている姿もいい。あまたの青春映画がそうであるように、若いやつらがただ意味もなく夢中になっているだけの姿は、理屈ぬきで美しい。美しいって言うとちょっと違うか。なんかとにかくいい。
    彼女たちがいわゆる「リア充」なギャルであらせられるあたりも気が利いている。リア充だって実際にやるのは大変だ、努力がいる。なんだかんだ言って、ふだんから充実「できる」やつらはいざというとき頼もしい。誰に言われたわけでもないのにコレが必要になるだろうな、と電気スタンドを黙って持参しているカッコ良さ!
    一方で彼女たちはふだんはギャル的興味以外にはいっこう無頓着だ。学祭だってダルいってんでばっくれる。そういう「記号」をもつギャルをまさかの自主制作アニメというベクトルに向けることで「すげえ!」と思わせる演出のキレ、半端ではない。第一話のころは単に絵に華を加えるためのギャルかと思ったが、意外に綿密に練られた作戦なんじゃないだろうか。

    それにしても「決戦は学園祭!」とさんざん盛り上げて以下次巻のヒキは、この上なくおいしいが読者にはつらいヒキだ。この最高潮のテンションでこのエピソードの最後まで読み切りたいのに、そこだけ残念だ。

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