将国のアルタイル(3) (シリウスKC)

  • 講談社
4.11
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063731484

作品紹介・あらすじ

脅威の新人、待望の初連載スタート!

ここではない世界、いまではない時代。
将軍(パシャ)と呼ばれる為政者たちの治める
草原と砂漠の国・トルキエ将国。

隣国・バルトライン帝国との戦争から12年、
交易で得た巨万の富をもって復興を遂げたトルキエに、
再び帝国の魔の手が迫る・・・。

就任10日目の新米将軍・マフムート、犬鷲・イスカンダルを相棒に
国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂く!

偉大なる将軍になるために…!央海(セントロ)の要衝であるポイニキアを訪れたマフムート。だが、彼を待っていたのは、帝国との戦争だった!! ポイニキアを落とされればトルキエも危ない!マフムートは、ポイニキアを勝利に導くため奔走するが…。緊迫の第一次ポイニキア戦争完全収録!!!

感想・レビュー・書評

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  • 以前にも書いた気がしますが、本当に描き込みがすごいですよねこの作品。モブに海に船に石に布、1ページ1ページ眺める場所が多いこと多いこと。
    ひたすらマフくんが振り回されている序盤が面白いと同時に、ピンチへのフラグ建設を着々と行っている感がひしひしと伝わって素直に笑えない雰囲気も。
    副市長の言動が完全に主人公のIFルートで、アニメで結末を知っているだけに改めて本でじっくり読むと胃が痛い。
    マフくんの成長が著しくて、「外の世界を見てこい」という大人達の言葉は正しかったのだなぁとしみじみ。戦争を防ぎたいなら、そりゃ内側だけでなく外側からの視点もとても大事ですね。元々が真面目で賢い性格なだけあって、嫌味なところなく常に一生懸命考えながら行動している姿に好感が持てます。
    ルイ大臣が登場する度に心臓がざわざわしてしまうのをなんとかしたい。移動シーンすらほとんどなくて攻撃的な言動もしてないのに怖すぎる。
    エルルバルデスの二人がかっこよくて大好きです。敵サイドだからこそのかっこよさだとは思うのですが、味方にならないかなぁと安易に期待してしまう。16話の扉絵がもう素敵過ぎて素敵。
    戦記ものってだいたいそうですが、悪人らしい悪人がいないというか、ラスボスを倒せば全部解決!という単純さがなくて、それぞれがぞれぞれの正義を持っているから誰が勝っても負けてもつらい…。「君に負うべき責任などない!!」という市長の言葉の打撃力が強すぎてちょっと読むの中断してしまいました。これは全責任を取らされるよりもきっつい。弱ってマフくんに抱っこされてるイスカンダルが可哀想なのですが癒やし要素として助かります。
    ここまでまさかの主人公負けっぱなしなので、次巻からようやく活躍してくれるはずと気持ちを強く持てるのが続刊が出ている既刊を読むことの良いところですね。

  • 古の大帝国ポイニキアに着いて早々いろいろと巻き込まれるマフくん。
    ポイニキアで思い出したのが、世界史Bのギリシア~オリエントの話。名前覚えるのに苦労したやつだ…今回も名前には若干苦戦しつつ(笑)
    3巻丸々1冊で第一次ポイニキア戦争のはじまりから終わりまで描かれていて、読み応えがありました( ˇωˇ )
    第一次ってことは第二次があるのだろうし、まだまだ旅ははじまりに過ぎないんだなあと。
    いろいろな戦争をみて、マフくんがどのように感じ、この後どのような将軍に成長していくのかたのしみになりました。
    キュロスくんとはいいコンビになるのかな…?こちらも期待しつつ続刊へ、、

  • 3巻、さらに面白かった。
    バルトライン強いなぁ。悲しい戦いだった。
    マフムートとキュロスはいい仲間になりそう。

  • 再読です。
    小生意気なマフムートが自国から出て、
    広い世界を巡り始めました。
    マフムートはまだまだこれからな部分も多いですが
    舞台にされたおかげか、有名人です。
    大げさな脚色のついた噂はつきものですね。

  • 事の起こりと終わりがこの巻におさまっている。
    それだけでも十分価値がある。

    正義と力の果て。

    戦記物として大きなうねりを感じた。

  • 今度は、利用されてる。これからいろいろ経験していくんだろうな~

  • やってきましたかつての大帝国ポイキニア。

    難攻不落の要塞って感じかなー、岸壁やら海やら自然の脅威+人為的に作られた防壁のおかげで守られたんですかね。

    まあ、それはさておき。
    流石有名人マフムートくん。
    さっそく面倒事に巻き込まれるっていうか、到着した途端面倒事が急ピッチで動き出すというか。

    客人的立場の為、あまり口をはさむこともできず、もんもんと議会の様子を眺めているのは彼的にはとても辛いことだったんじゃないでしょうか。

    この開戦は必要だったのか?

    結果としては必要だったのでしょう。
    それ故の速やかなる降伏につながるわけですから。
    敗北を認めるためには抵抗が必要だったわけですね。

    しかし、バルトライン側は見事に人間というものを動かしてきますね。
    与えられた状況に見事に対応している。
    全体の攻略を目的としていたバルトライン側に対して、ポイニキア側は敵の一面しか見ていなかったということでしょうか。
    足元をすくわれたというべきかもしれませんね。
    灯台もと暗しとはこのことですか。

    今回、マフムートくんはあまり活躍する場面はありませんでしたけども。

    それにしても市長は見事でしたね。
    頭が良くて、先見の明がある。
    ただ、少し勢いに抗えなかっただけ。

    最終責任は自分にあると明言するって、この状態ではかなり難しいと思います。しかし、あえてそれを言う。責任ある方でした。
    お見事、市長!

    さて、マフムートくん、次はどこへいくのやら・・・・

    4巻が見つからない…

  • 今巻は政治的駆け引きが前面に出てたな。
    マフムートはそれに巻き込まれたって感じ。

    しかしここまで毎巻大けがを負ってるのに治りが早いな、マフムート。
    と、物語とは直接関係ないことが気になるしょーもない自分。

    ところで今回、この世界の引きの地図を見て思ったこと。
    これ、ベースは地中海とかあの辺かな?
    だとしたら、ヨーロッパとアラビア辺りの戦争がモデル?

    世界史、まともに勉強してればもっと楽しめるのかな、と思ったり。

  • 読了。

  • 港湾都市国家ポイニキアを訪れたマフムート。
    だが、ポイニキアは帝国との戦争を始めてしまう。
    ポイニキアを落とされれば、マフムートの故国トルキエも危ない。
    なんとかポイニキアを勝たせようと密かに立ちあがったマフムートだったが…。

    ポイニキアのモデルはもしやエジプトでは…!?と個人的に盛り上がった3巻(笑)
    物語も良かったです。人間ドラマがすごかった。
    今回は敵側のレレデリクの負けられない事情も垣間見えて、帝国も帝国で色々あるんだなぁと。個人的にはレレデリクとグララットのコンビが好きです(笑)
    次の舞台は海の都ヴェネディック!こちらも楽しみです。

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著者プロフィール

カトウ コトノ
6月15日生まれ。双子座。O型。新潟県在住。
月刊少年シリウス2007年4月号に掲載された、第5回シリウス新人賞入選作「アナスタシアの親衛隊長」でデビュー。
月刊少年シリウス2007年9月号より「将国のアルタイル」を連載中。
2017年に第41回講談社漫画賞<少年部門>受賞。


「2018年 『将国のアルタイル(21)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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