- 本 ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063731996
作品紹介・あらすじ
上橋菜穂子×武本糸会が贈る珠玉の本格ファンタジー!!!闘蛇(とうだ)‥‥それは戦闘用の偉大なる獣。王獣(おうじゅう)‥‥それは王の威光を示す神聖な獣。エリンの母は、戦闘用の獣(けもの)である「闘蛇(とうだ)」の世話をする有能な医術師。だが、ある日その闘蛇が全て死んでしまった!母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるが‥‥!人を恐怖させ、また、魅了する、神秘的で獰猛な「獣」。その存在に魅せられた少女・エリンの運命がここに廻(まわ)り出す!
死にかけのところをジョウンに拾われたエリン。蜂の世話をしながら穏やかな日々を暮らしていたーー。ある時、カショ山の峡谷で真王(ヨジェ)の象徴といわれる王獣(おうじゅう)と出会い、その美しさに心を奪われる!一方、王宮では、王族の護衛士であるイアルが、<血と穢れ(サイ・ガムル)>による真王の暗殺を危惧していた。
感想・レビュー・書評
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原作を、久しぶりに読み進めようと考えているのだけれど、内容を殆ど覚えておらず、いったん漫画でおさらいしてからと思い、手にしたもの。しかし漫画の2巻では、まだ原作1巻分にも到達しないのであった。がーん。もう少し漫画版を読み進めてみるしか無し…。
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活き活きしたエリンがたまりません。武本さんの、原作に対する愛情が感じられる丁寧な作品であることが、いちファンとしてとてもうれしい。
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※感想は第6巻のレビューに。
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エリンの表情がころころ変わるところがすごく可愛い。一巻の最後は暗い表情が多かったから、おじさんとの生活が少しずつエリンの心を癒していってくれてるんだなと思って、なんとなく嬉しかった。
イアルや王族の人達が出てくるところはちょっと唐突に思えて戸惑ったけど、これから色んなことが繋がっていくんだろう、多分まだ導入なんだと考えたら、むしろわくわくしてきた。早く三巻読もう。 -
母親を喪い、もはや家族もよるべもなくなったエリン。
自分を助けてくれた男のもとで暮らし始めます。
男の名はジョウン。養蜂を生業としている彼に、女王蜂の仕組みを教えてもらいます。
与える乳が特別のものというのは、今のローヤルゼリーのことですね。
とても気のいいジョウン。かつて教師だった経験があるのか、しっかりとエリンに教育を施し、育て上げていきます。
しかし、(瞳の色で霧の民アーリョとわかるため、学校にやれない)と思っているように、やはりアーリョの民には偏見が根強いようです。
さまざまな物事に多大な興味を示し、文字をどんどんと覚えていく彼女。
いつか母親の隠した秘密に触れることができるのでしょうか。
大好きだった母親なのに、なぜ自分を置いて、死んでしまったのか、小さいながらも返ってくることのない問いを繰り返しては、癒えぬ悲しみを抱え続ける小さなエリンが切ないです。
あまり、物語に入り込めずにいますが、それはまだ作品世界が良くわかっていないからでしょうか。
どうやらエリンがもっと大きくなってからの話の方がメインとなるようですので、まだこの辺りは導入部分なのかもしれません。
別の町に仕えるイアルという青年や王族たちも登場しました。
彼らの背景や伏線もよくわからず、さらに話の状況がつかめなくなってきましたが、次第に主要人物が出てくるのでしょう。 -
ジョウンと出会い、蜂を通して生き物に興味を持っていくエリン。
生来、好奇心の強いエリンにジョウンも自分の持つ様々な知識を与えます。
ある日、闘蛇の住む谷へ薬草を採りに行ったジョウンは崖から落ちてしまいます。
心配で後をつけていたエリンは、そこで野生の王獣と出会います。
所変わって王宮では、真王の誕生会が開かれ、堅き楯であるイアルが血と穢れの襲撃に備え警護に付くのでした。
それにしても武本さんのエリンは活き活きしてますね。 -
魅力的なキャラクターはたくさん見てきましたけど、
武本さんの描くエリンほど可愛く、引き込まれるキャラクターはそういないような気がしますw
もちろん物語も面白く、今後のエリンがとても楽しみ。 -
第2巻読んだ。絵にだんだん慣れてきた。原作にすごく忠実。
だけどイアルは後書きにあった第一稿にして欲しかったなあ。。。 -
絵も話も上手くて惹きこまれます。
原作もアニメも触れていないので、先が気になるのですが・・・
小説とガチンコ正面バトルとの事で。
我慢して漫画と一緒に歩みたいと思います。
とにかく、これからもエリンの笑顔が絶える事が無ければ良いんですけど。
著者プロフィール
武本糸会の作品





