小説 夢使い 心の言葉・繭子の日記 (KCノベルス)

小林靖子 植芝理一

• 講談社 (2007年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[園也さんの感想 · 2010年6月12日]

小林靖子さん（通称靖子にゃん）の、夢使いリベンジ作と聞き及び購入。シナリオ式の小説なのにとても情景が浮かぶのは、時折入る植芝理一先生の挿絵のせいか。（でも植芝先生の絵柄は「謎の彼女X」にちかい）ともかくテンポのよい小説。原作者の植芝先生も、小林脚本をすきでいらっしゃる様子が良く判った。（戦隊シリーズものの大ファンですし、そこで活躍している靖子にゃんの小説がうれしくない訳はなくて）
繭子の秘密が明らかになるコマと展開には、お二方からのサプライズといった感じで倍びっくりした。夢使いファンなら持っておきたい一冊！

著者プロフィール

脚本家。『仮面ライダー電王』『仮面ライダーオーズ』『仮面ライダーアマゾンズ』『侍戦隊シンケンジャー』『美少女戦士セーラームーン』を始めとした特撮作品でメインライターを務める他、『進撃の巨人』『どろろ』『ジョジョの奇妙な冒険』『灼眼のシャナ』などのアニメ作品や、『岸部露伴は動かない』『映画刀剣乱舞-継承-』といった実写ドラマも多数手がける。


「2023年 『断罪六区（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」