小説 ヒミズ ver.Keiko Chazawa (KCノベルス)

  • 講談社 (2007年7月1日発売)
3.54
  • (5)
  • (5)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・マンガ (302ページ) / ISBN・EAN: 9784063733082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イイネ

  • すごかった、
    妄想がすごい量だった
    考えられない世界だった
    いちようハッピーエンドだとおもった
    どきどきして、
    そわそわして
    2日で読み切った

    わたしは普通だなぁと思った
    普通でいたくとかたまに思うけど
    やっぱり普通って大事とか
    人殺しとかやっぱり遠い世界とか
    お話の世界とか考えちゃう
    平和ボケ
    いかん

  • 漫画のヒミズが好きなら読まない方が良い。
    だいたい、これだって古谷実が書いたほうがいい。

    ラストが読みたかったのだが
    ヒミズの伝えたかった何かを濁すような変な救いを残したオチ。
    この方はヒミズをちゃんと読まれたのだろうか。

  • 漫画読んでないと分かりにくいかも。。

  • 講談社の同名のコミックのアナザーストーリィのノベライズ。主人公の中学3年 茶沢景子は家では明るいいい子、学校ではクールなオトナ。世の中に対して斜に構えて生きている。そんな彼女がなぜか同級生住田に異様に心を奪われる。彼だけを見つめ執着し追い続ける。少年住田は両親が離婚、母親とボート屋を営んでいるがあるとき母親がオトコと失踪。たった一人で誰にも助けを求めず生きていくことを決意する…この小説にあるのは絶望、絶望、そして絶望。住田を救うため罪を犯す夜野や自分自身を投げ出す景子。どうしてそこまでできるの?何を求めて何のために…個性の時代という。人と違ったことをすることをヨシとする。そういう時代の中で、ただ「普通であること」を求めているだけなのに。普通に生きていきたいと思っているだけなのに。住田に執着することで自分らしく生きていく道を見つけた景子の強さの元はナンなのだろう。深く色んな事を考えさせられる一冊だった。

  • 読んでみたい

全6件中 1 - 6件を表示

古谷実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×