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- Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063733266
作品紹介・あらすじ
かつて、多くの人々が暮らしていた町は、少年ロボットのオメガと、彼を創った宇布美だけになっていた。やがて、一人ぼっちになってしまったオメガは、美味しいコーヒーで訪れる人をもてなすロボットが住むという、東の国を目指す。そして、少年はようやく「カフェ・アルファ」にたどり着いたのだが…。原作から更なる時を経た未来を舞台に、少年オメガが、アルファの記憶を通して、世界を見て、歩く旅-もう一つの『ヨコハマ買い出し紀行』が扉を開く。コミックス未収録の短編『峠』を収録。
感想・レビュー・書評
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記憶の物語。アルファさんはずっと覚えていた。人類がいなくなっても。
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取り寄せ先:武蔵村山市立長久保図書館(受け取り先:府中市立片町図書館)
芦奈野ひとしが描いた「ヨコハマ買い出し紀行」のノベライズ。ストーリー進行はおそらくマンガに準じているので読みやすく、そして美しい。
舞台となっている三浦市小網代は私にとっても因縁浅はかならない土地なので(フィールドワークでお世話になりました)、振り返り学習の教材としても適切か。なによりも芦奈野が描く「夕凪の世界」と破滅へ向かってゆっくりと進むさまが何といとおしいことか。
日常の喧騒を忘れ、穏やかになりたい時に読む本。ゆえに、この夏にはお似合いかも知れますまい(選挙カーを忘れる、という意味で→選挙カーなし選挙実験してごらんよ。意気地なしばっかりなんだし)。
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