- 本 ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737189
作品紹介・あらすじ
宿命の旅でふたりを待ち受けるものとは!?執拗にまとわりつく妖怪と戦う百鬼丸とどろろ。過酷な状況が続く中で、友情と絆は深まっていくがさらなる試練が二人を襲う!手塚治虫が描く異色時代劇、完結編!
感想・レビュー・書評
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<TEZUKA OSAMU THE COMPLETE WORKS : DORORO>
Cover Design/中村忠朗(ARTEN)
デザイン/ARTEN -
後書きに作者本人の本作に対する思い経緯経過などが書かれておりそれだけでも読む価値ありだと思うが、如何だろうか?因みに、後書きにある通り基本的、暗くおどろおどろしいトーンが①に比べ強くなるが、人間世界の無常を描くにはむしろ成功しているのではないかと思う。
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1話1話が面白い作品なだけに、最後が中途半端に終わっているのが本当に残念。ただ、それ以外は面白い。
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宿命の旅でふたりを待ち受けるものとは!?執拗にまとわりつく妖怪と戦う百鬼丸とどろろ。
過酷な状況が続く中で、友情と絆は深まっていくがさらなる試練が二人を襲う!手塚治虫が描く異色時代劇、完結編!
<初出>
「週刊少年サンデー」 小学館 1967年08月27日号-1968年07月21日号
「冒険王」 少年画報社 1969年05月号-10月号
☆スターシステム・ゲストキャラクター☆
丸首ブーン(火袋)
ハム・エッグ(イタチの賽吾) -
後半は、かなり権力との戦いがメインテーマになってきています。
そう考えると、「どろろ梵」は、そのあたりは、ちょっと続編として弱いか。
これは、白土 三平の忍者ものなんかが、けっこう影響している気がしますが、その影響をうけながらも、ちゃんと、全然別な手塚 治虫の世界が展開されているのが、けっこうすごいです。 -
今でこそ名作のひとつに挙げられることの多い「どろろ」も、連載中は暗く陰惨な内容が読者に受け入れられず打ち切りの憂き目に会っていたそうな。今読み返すと、「ばんもんの章」(ベルリンの壁や板門店に対する風刺)に代表されるように反戦色の強い一面も見て取れます。
ラストのどろろ号泣から別れに至る一連のくだりはかなりの名シーン。ニヒルな百鬼丸の性格や容姿は、そのままブラック・ジャックに受け継がれています。 -
執拗にまつわりつく妖怪と戦う百鬼丸とどろろ。過酷な状況が続く中で、友情と絆は深まっていくが、さらなる試練が二人を襲う! 手塚治虫が描く異色時代劇、完結編。
著者プロフィール
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