- 本 ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737202
作品紹介・あらすじ
心に愛を運ぶファンシーメルヘン! 女神ビーナスの策略により神話の国を追われたユニコーンの子ども・ユニコ。時空を超えて放浪するユニコは、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返す……。
感想・レビュー・書評
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可愛い!
素敵なお話ばかりですが、ユニコ自身が何度も辛い目に遭うので、毎回早く幸せになって欲しいと願ってしまいました。
可愛い! -
気になって図書館で借りました。『一人交換日記2』(永田カビ)で勧められていたので。
ラストが切ないですね。
白人とインディアンの話等、いくつか問題があるなぁと思う箇所もありますが、総じて名作だと思います。 -
何処でも何度でも愛されるユニコだけれども、毎回お別れがやってくる。また愛されると分かっていても切ない気持ちになる。美の神様は残酷だ
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サンリオアニメ「ユニコ 魔法の島へ」をふと思い出して。
あれを始めてみた時は何にもわからなかったけど、ユニコは永遠の幸運として、時間や時代を超えて運ばれる定めにある生き物だった。そして、それを命ずるのは美。なんという皮肉な神話ではないか。どこにもいないということは、どこにでもいるということでもある。だからこそ、ユニコは優等生すぎて、味気がないと本人は言うのだろう。
ユニコを見出すのは他でもない、そこに生きるものたちだ。望んでもやって来るものでもないが、愛ややさしさがなければ、ユニコを見出すことはできない。ひとつの心持で居続けるということほど困難なことはない。永劫回帰。そして、永遠であるユニコは有限であるこの場所にとどまることができず、去ってしまうというのも既に決まっていること。孤独でしかいられないのに、その孤独さえも拒絶する、孤独な存在。そんなのハートフルに描けるわけないじゃありませんか手塚先生。だからこそ、生きとし生けるものの世界を描くことで、物語の味を出してているんですよね?
アニメ版のものはどれもユニコを正義の味方やちょっとした救いをもたらす魔法使いのように焦点をあてていて、なんか煮え切らないというか、腑に落ちない感じがしてしまう。
ところどころで登場するアメリカ映画やピンクレディネタは、きっとそれらのものが与えた影響があまりに印象的だったのだと思われる。少女マンガ向けということもあるのだろうが、はさまれるギャグは、なんだかぎくしゃくしていて、この漫画に上手くはまっていないように見える。 -
初めて読んだ。
なんか勝手に、「超いい子ちゃんな話」かと思って、あんまり気乗りしてなかったんだけど、読んでみたら、もう
ちょうちょうちょうちょう!絵がかわいい><
特にマーシュカとかたまらんね!!
手塚治虫先生って、すでに結構時代は古くなるわけだけど、古典的少女マンガを読んだときに思う「わー、昭和だー」みたいな印象を感じないのよね~。(私だけかもしらんが)
ええっ!?こ、これが35年前の絵柄!?とかびっくりよ。
かわいいくせに、エロスがにじみ出ている・・・
他の漫画家さん、たとえばふじこFふじおさん、いしのもりしょーたろーとか、あかつかふじおとか、誰と比べたとこで、手塚治虫ほどの魅惑的な絵はねーだろー!!と思う・・・のですが、そいつは単に趣味の問題かのう・・・。
結構手塚作品読んでると、ここに全てがある!!!!みたいな気になってきてしまいます。うーん、これが古典で、ここが基本で、日本の漫画はここを基準点に描いていかないといけない、って厳しすぎると思うわ・・・。 -
ユニコが可愛い!それだけでも読む価値ありだと思います。
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女神ビーナスの策略により神話の国を追われたユニコーンの子ども・ユニコ。時空を超えて放浪するユニコは、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返す……。
<初出>
「リリカ」 サンリオ 1976年01月号-1979年03月号 -
とぎれとぎれの映画の印象だけで買った。
スフィンクスの話が一番好き。
著者プロフィール
手塚治虫の作品





