- 本 ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737363
作品紹介・あらすじ
BJと双璧を成す70年代手塚作品の傑作!三つ目族の子孫・写楽保介と美少女・和登千代子が挑む怪事件の数々! 三つ目の図形が刻まれた遺跡の謎に迫る長編「グリーブの秘密編」、短編八編を収録。
感想・レビュー・書評
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三つ目になれば容赦のない写楽だけど、最後の一編は切なかったな…。
同じ研究者だけども、写楽の平穏な生活を人権として第一に守ろうとしている犬持教授と、研究が進み謎が解明されることが第一のすぶた博士の違いが描かれているのも良い。 -
第二巻。
読み応え十分です。
和登さんがちょっぴり浮気と言うか大人の男性に思いを寄せるところ、良いですね。
絆創膏貼ってる写楽くんは恋愛の対象と言うよりお世話の対象みたいですもんね。
最後の写楽くんが作りたかったもの、切ない。
三目族の謎が解ける日は来るのかな? -
そういえば、こういう世界の不思議とマンガをからめる手法も、もともと手塚 治虫のものだなぁとつくづく思います。
「009」と不思議がドッキングしたのより、前からこのマンガあるよね?
まぁ、手塚 治虫の場合、デビュー作から、そんな感じの話が多かった気もします。
「暗黒街のプリンス」あたりで、写楽も、だいぶ魅力的になってきた。
読むのに、若干時間がかかりますけどね。内容が、濃い。 -
グリーブの秘密編/キャンプに蛇がやってきた/王者の剣/円盤騒ぎ/オハグロ沼の怪物/貝塚の怪/文福脱走/カンニング/暗黒街のプリンス
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「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。永遠のツンデレ王子・写楽保介とボクっ子の萌えキャラ・和戸さんが織りなす痛快伝奇SF漫画。「ブラックジャック」と並び、手塚先生1970年半ばの復活作品です。
オカルトブームに乗っかって、古代文明・遺跡を三つ目族の謎とも関連させながら独自の解釈でたどっていくストーリーは秀逸。写楽と和登さんが繰り広げる学園コメディも微笑ましいです。
著者プロフィール
手塚治虫の作品





