三つ目がとおる(5) (手塚治虫文庫全集 BT 39)

  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063737394

作品紹介・あらすじ

BJと双璧を成す70年代手塚作品の傑作!三つ目族の子孫・写楽保介と美少女・和登千代子が挑む怪事件の数々! 長編「古代王子ゴダル編」、手塚治虫漫画全集未収録の三編を含む短編七編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 三つ目がとおる⑤
    「舌を出すな」
    「古代王子ゴダル」長編
    「ようこそ墓あらし」
    「七蛇寺の七ふしぎ」
    「神々の食糧」
    「ガイコツ・ショー」
    「カオスの壺」
    「魔術師」
     長編「古代王子ゴダル」と短編7編を収録。
     1976年から77年にかけての作品である。結構、古墳を舞台にしたものが多いのは、1972年の高松塚古墳の壁画の発見による考古学ブームによるのだろう。一昨年、高松塚古墳の壁画発見50周年という事で、いろいろなイベント等あった。同じく「三つ目がとおる」も書かれ始めてから50年ぐらい経つ。そう考えると息の長い漫画である。

  • <TEZUKA OSAMU THE COMPLETE WORKS : THE THREE-EYED ONE>
      
    Cover Design/中村忠朗(ARTEN)
    デザイン/ARTEN

  • むむっ。イマイチ。そろそろ飽きてきた?
    時事ネタが多いから、単純にそれが古くなって劣化したところもあるのかな?

    ものすごく先取りしたところもあるのだけれど。その部分は、かえって単純な作りになっているので、今読むと厳しかったりします。

  • 舌をだすな!/古代王子ゴダル編/ようこそ墓あらし/七蛇寺の七ふしぎ/神々の食糧/ガイコツ・ショー/カオスの壷/魔術師

  • 「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。永遠のツンデレ王子・写楽保介とボクっ子の萌えキャラ・和戸さんが織りなす痛快伝奇SF漫画。「ブラックジャック」と並び、手塚先生1970年半ばの復活作品です。

    オカルトブームに乗っかって、古代文明・遺跡を三つ目族の謎とも関連させながら独自の解釈でたどっていくストーリーは秀逸。写楽と和登さんが繰り広げる学園コメディも微笑ましいです。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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