- 本 ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737714
作品紹介・あらすじ
ヒットラーに関する極秘文書の行方は? ヒットラーの出生に関する極秘文書をめぐって翻弄される二人のアドルフたち。病気による休載を乗り越えて民族間の闘いのむなしさを描ききった大河作品、第2巻!
感想・レビュー・書評
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面白過ぎる…手塚治虫恐るべし。
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登場人物がどんどん繋がって、いくつもの物語がひとつになっていく。
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権力者の出生の秘密……。
ということで、なんか、私の中では、この「アドルフに告ぐ」と「カムイ伝」のストーリーがごっちゃになってたりします。
時代も作者も、全く違うのに。だから、たぶん、どっちかの記憶が間違っている。
そして、結局、時代とともにそんな秘密どうでもよくなってしまっちゃうみたいなところも、似てる気がする。「カムイ伝」は、違ったかな? -
弟の形見である、ヒットラーの出生に関する極秘文書をとうとう手に入れた峠草平は、命を狙われ新聞記者の職も奪われる。いっぽう、ドイツでもその文書をめぐって翻弄される二人のアドルフが……! 病気による休載を乗り越えて「週刊文春」誌上で民族間の闘いのむなしさを描ききった大河作品、第2巻!
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第二次世界大戦前後、ナチスの台頭から終焉までを背景として、日本とドイツで繰り広げられる人生劇場。アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル、アドルフ・ヒットラーの3人を主軸に添えた、ドイツ人、ユダヤ人、そして日本人の悲しい物語。手塚治虫作品の中でも最も頻繁に読み返す作品のひとつです。文庫本に収録されている、関川夏央による解説が秀逸。
今年2008年は手塚治虫生誕70周年。『アドルフに告ぐ』に限らず、改めて各作品が再評価されることでしょう。
著者プロフィール
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