- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737813
作品紹介・あらすじ
デビュー以前、著者中学時代の幻の作品! 私立探偵のヒゲオヤヂ一行が向かった星は、太古の地球で繁栄していた怪獣が闊歩する、恐るべき“前世紀”の星だった! パイロット版『ロストワールド』!
感想・レビュー・書評
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■書名
書名:ロストワールド私家版
著者:手塚 治虫
■概要
デビュー以前、著者中学時代の幻の作品! 私立探偵のヒゲオヤヂ一行
が向かった星は、太古の地球で繁栄していた怪獣が闊歩する、恐る
べき“前世紀”の星だった! パイロット版『ロストワールド』!
(From amazon)
■感想
手塚治虫さんの才能がほとばしっています。
これ、中学生が全部考えて書いたの???
ありえない。
というか、凄すぎ。
台詞、キャラクターの動き、登場人物の個性付け、ストーリー。
絵の雑さを抜きにしても、やっぱりウマイと思わせる漫画です。
こういうのが、あの当時この年齢で描けるのが果たして何人いた
のか!?
何より凄いのは、こういう才能を殺さず伸ばし続けた事。
天狗になっていては、絶対に、その後の快進撃は無かったと思いま
す。
話しがずれましたが、漫画自体も面白いです。
漫画に規制がかかっていないのも面白い要因の一つだと思います。
最後もハッピーエンドというわけでは無いのが、またいいです。
今後、新しいロストワールドも読んでみたいです。
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
中学生が書いた漫画がこれほどとは!!
ありふれていない才能が溢れています!!
冒険と夢をあなたに!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もともとの主役は、ヒゲオヤジなんですね。
でも、商業版は、敷島博士(しかも少年)が主人公になっている。
そのへんのバランスは、プロ手塚 治虫なんだろうなぁ。 -
デビュー以前、著者中学時代の幻の作品! 私立探偵のヒゲオヤヂ一行が向かった星は、太古の地球で繁栄していた怪獣が闊歩する、恐るべき“前世紀”の星だった! パイロット版『ロストワールド』!
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「これは漫畫に非ず 小説にも非ず」。
中学時代(1940年ころ)に書かれた「ロストワールド」最古の版。1982年に名著刊行会から単行本化されました。後の不二書房版と比較することで、時代背景や設定の違いを見て取ることができます。
残酷な殺害シーンや流血シーンの多さ、さらには力有武氏の切腹→内臓を敵に投げつけるシーン等が衝撃的です。