漫画生物学 (手塚治虫文庫全集)

  • 講談社 (2010年9月10日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 3
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  • 本 ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063737844

作品紹介・あらすじ

たのしく学べる手塚治虫流学習漫画! ナンデモカンデモ博士の講義形式で描かれる生命力の不思議、自然界の仕組み。学研の中学生雑誌連載作。ほかに『漫画天文学』など短編6編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版マンガで、知識ぎっしり系は、もう目がついていかないので、それだけでマイナスな感じです。
    多分、判型が大きいだけで、評価は1段階ぐらい上がるのじゃなかろうかということはわかっています。
    でもなー、置く場所がなぁ~。

    科学的なうんちくの後にショートエピソードが入りますが、それが、微妙に、前半のウンチクと噛み合っているようないないような……。
    この話の転がし方は、あさり よしとおの「まんがサイエンス」と同じ感じです。というか、手塚 治虫の方が、徹底してズレてる気がします。

    このジャンルのマンガも、手塚が作ったのか。凄い。

  • 「漫画生物学」「漫画天文学」は
    学習漫画なので、解説書の趣が強い。
    当時、ストーリー性のある作品が評価されにくかったという時代背景にビックリ。
    「宇宙狂想曲」はホルストの惑星をモチーフに5編描かれたそうだが、結局見つかったのは2編のみで、これだけでは感想を述べにくいが、意欲作だったようなので、全編読んでみたかった。

    他、「チッポくんこんにちは」
    「ピンピン生ちゃん」「とべとべるんちゃん」
    「らびちゃん」は幼年漫画。

    お奨めは「ピンピン生ちゃん」かな。
    キャラクターが生き生きと動いていて
    ちょっとトンチが利いていて
    クスッと笑ってしまう。

  • 『漫画生物学』 1956年5月号~1957年3月号 中学初級コース連載
    『漫画天文学』 1957年4月号~1958年3月号 中学二年コース連載
    『宇宙狂想曲』 1953年9月号 少年画報付録

    『チッポくんこんにちは』 1957年1月号~12月号 たのしい三年生連載、1973年3月20日 学習研究社刊、1973年7月号~1974年6月号 二年の学習~三年の学習連載

    『ピンピン生ちゃん』 1958年4月号~1959年3月号 たのしい三年生連載

    『とべとべるんちゃん』 1959年1月号~3月号 たのしい一年生連載

    『らびちゃん』 1960年4月号~1961年12月号 たのしい幼稚園~たのしい一年生連載

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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