- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063737899
作品紹介・あらすじ
ふしぎな超能力を身につけた少年が大活躍!四次元世界に迷い込んだサブタンが、もとの世界にもどった時…。時間の流れを自由に止める力を持った少年が、人命救助に悪人退治に大活躍する傑作SF。
感想・レビュー・書評
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主人公の大西三郎(サブタン)は、ふとしたことから四次元の世界に足を踏み入れ、「時間を止める能力」を手に入れます。
最初はこの能力に戸惑っていたサブタンですが、色々と悩んだ末この能力を正しい事に使おうと決心します。番長グループにいじめを受けていた仲間たちを救ったり、放火犯人を捕らえたり、炭鉱での落盤事故から人々を救い出したりなど大活躍で楽しいです。
しかし、結局サブタンが時を止めて人や物を動かすぐらいしかなく、あまり設定を活かしきれていません。もう一捻りアイデアがあれば代表作になっていたのではないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年のサブタンが地下道の工事場で片っぽの靴を残して、こつ然と姿を消した。実は彼が迷い込んだ先は、摩訶不思議な四次元の世界だった。心配して捜索する家族のもとに、運よく戻れたサブタンだったが、彼の身には不思議な能力が宿っていた! ……時間を止める不思議な能力を身に付けたサブタンは、その力で難事件を解決したり、大災害を未然に防いだり。ふしぎな少年・サブタンが大活躍する痛快傑作SF。
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「新世界ルルー」でロックが時間を止める力を持っているのに注目した辻真先がNHKドラマを企画し、新たなアイディアのもと手塚先生が書き記した原作(連載と同時にドラマも開始)。サブタンンの決め台詞「時間よ止まれー!」が有名です。
4次元空間についてやタイムパラドックスについて等、しっかりした説明のもとで物語が進行していてさすが。微笑ましいラストもさすが。
著者プロフィール
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