ぼくの孫悟空(3) (手塚治虫文庫全集)

  • 講談社 (2011年1月12日発売)
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  • 本 ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063737929

作品紹介・あらすじ

手塚治虫版西遊記、これにてめでたく完結!天竺を目前にして、人間への仮免許を観音さまからいただいた孫悟空だったが…!? 『ぼくの孫悟空』の外伝ともいうべき『リンリンちゃん』を併録。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ③巻目。③ともなるとストーリーのまとまりや流れなどが多様になるがいい塩梅となり、西遊記を通じて伝えたいことが伝わり易くなったと感じた◎猪八戒の貪るこころと沙悟浄の瞋恚のこころ無知の悟空と三蔵が扱い落ち着けるべき要素をメタファーで表現しているな。と感じた瞬間あっという間に西遊記の世界から学ぶべく時はすでに満ちた。と思えた。次は何処からいこかいなぁw

  • 1952年から1959年にかけて、秋田書店の『漫画王』に連載された手塚治虫の初期長編。人間に憧れる物悲しげな悟空がどこかアトムを彷彿とさせます。猪八戒がやたらと良い味を出していてすばらしい。悟空、猪八戒、沙悟浄の3人は最終回で本当に人間になり、三蔵法師は神様になってしまいます(驚)。

    ちなみに本作を原作にし徹底的に遊びあげたアニメ「悟空の大冒険」は、悟空の言葉遣いが汚すぎるとPTAからの大批判を受けて、放送打ち切りに追い込まれた悲劇作品です(それでも僕が幼稚園のとき、再放送していましたっけ)。

  • ぼくの孫悟空
    『九つ頭のしし魔神』

    『泥蓮洞のかたきうち』

    『泥棒十二人組』

    『かげろう大王』

    『ヒヤリ仙人の不良生徒』

    『五霊元聖』

    『平妖殿の七ふしぎ』

    『素敵山のデクノボウ公司』

    『ブリンナーの三蔵』

    『天漢道士』

    『天竺』

    リンリンちゃん

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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