ナンバー7(2) (手塚治虫文庫全集)

手塚治虫

• 講談社 (2011年1月12日発売)

作品紹介・あらすじ

地球防衛隊を描いたＳＦアクション、完結編地球へ偵察に行ったナンバーが見たものは、タマシイのぬけがらのような人間たちだった。さらに先発隊のナンバーにも魔手が……。ナンバーは地球を救えるのか！？

感想・レビュー・書評

[ピヨピヨさんの感想 · 2011年7月10日]

手塚治虫版「サイボーグ009」。主人公の七郎の子孫である十三郎が100年後の未来にいる点など多少疑問ながら、地球防衛隊への小次郎加入やスペードのジェーンとミッチの話など、エンターテイメント性に溢れています。他の隊員にあまり特徴がなく目立たなかったのが残念といえば残念。

掲載雑誌休刊により、最後、物語があっという間にクライマックスを迎えます（驚）。

[kiyosiさんの感想 · 2011年2月12日]

地球防衛隊に入った七郎は、宇宙からの侵略者たちと戦いの日々に明け暮れていた。そんな折、宇宙空港荒らしの女首領に、イメージ現像機を奪われてしまう。雑誌「日の丸」にて、1961年1月号から1963年2月号まで連載。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」