- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063738094
作品紹介・あらすじ
若き王子シッタルダの苦悩と出家への道――カピラバストウ国の王子シッタルダ。彼は王宮の外で民衆が苦しむ姿を目の当たりにし、悟りを開き人々を救うため王子の身分と家族を捨て出家することを決意した。
感想・レビュー・書評
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ブッダの出家まで。
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ブッダが生まれ育ち、出家するまでを収録。色々なラーフラに悩み苦しみながらも、出家を決意するブッダ。一国の人々を救うよりも、全世界の人々を救うために出家を決意したブッダを描いている。
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726.1 テ 登録番号8206
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『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。
「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。 -
深く掘り下げていないようで深い。読みやすく面白い。癖があり何度も読み返したくなる。