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- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063738131
作品紹介・あらすじ
永遠と続く人間の、そしてブッダの悩み…。竹林精舎を離れて人々を救う旅に出ることを決めたブッダは、生まれ故郷のカピラバストウにたどり着く。そこには変わり果てた姿の父・スッドーダナ王がいた……。
感想・レビュー・書評
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726.1 テ 登録番号8210
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『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。
「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。
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著者プロフィール
手塚治虫の作品





