七色いんこ(2) (手塚治虫文庫全集)

  • 講談社 (2011年8月12日発売)
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  • 本 ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063738452

作品紹介・あらすじ

大泥棒と女刑事のラブロマンスのゆくえ……大胆不敵に泥棒を重ねる七色いんこに、千里万里子刑事は手を焼かされていた。しかし、執拗に追いまわしていくうちに、いんこに対する愛情が芽生えてしまい……。

感想・レビュー・書評

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  • ブラックジャックはピノコと暮らしているが、七色いんこには犬の玉サブローがいる。
    玉サブローは酒好きでオカマっぽい犬。時々物語の主役になる。
    七色いんこは手乗りインコも飼っているが登場シーンはほぼない。

    第二巻の各ストーリーと原作者を挙げておく。

    18 青い鳥(モーリス・メーテルリンク)
    19 南総里見八犬伝(曲亭馬琴)
    20 オンディーヌ(ジャン・ジロドゥ)
    21 12人の怒れる男(レジナルド・ローズ)
    22 悪魔の弟子(ジョージ・バーナード・ショー)
    23 棒になった男(安部公房)
    24 タルチュフ(モリエール)
    25 ピグマリオン(ジョージ・バーナード・ショー)
    26 靱猿(不明)
    27 森は生きている(サムイル・マルシャーク)
    28 セールスマンの死(アーサー・ミラー)
    29 三文オペラ(ベルトルト・ブレヒト)
    30 王女メディア(エウリピデス)
    31 犀(ウジェーヌ・イヨネスコ)
    32 R・U・R(カレル・チャペック)

    青い鳥は4回に分けて少年チャンピオンに掲載されたもので、80ページもあるので読みごたえがあった。

  • 「王女メディア」のいんこが騙される話と「青い鳥」の万里さんがいんこに盗難現場を押さえたのでデートをしろと持ちかける話が好き。
    子供の時週刊チャンピオンに掲載されていた「12人の怒れる男」を読んだのがはまったきっかけ。

  • 『青い鳥』

    『南総里見八犬伝』

    『オーンディーヌ』

    『十二人の怒れる男』

    『悪魔の弟子』

    『棒になった男』

    『タルチュフ』

    『ピグマリオン』

    『靭猿』

    『森は生きている』

    『セールスマンの死』

    『三文オペラ』

    『王女メディア』

    『犀』

    『R・U・R』

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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