- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063738629
作品紹介・あらすじ
権力をテーマに描いた火の鳥「乱世編」後半平清盛が没し平家が滅んでいく中で源義経に従う弁太は、恋人であるおぶうを探しだすが……。手塚治虫が「権力」にテーマをおいて描いた火の鳥「乱世編」後半。
感想・レビュー・書評
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再読。乱世編の後編。
義経が頼朝に狙われたのには、こんなストーリーがあったら面白いと思った。
歴史が苦手だけどフィクションでも筋があれば歴史理解の助けになるね。
輪廻転生の考えにかなり興味があるけど、宿命が同じでは面白くないなぁ。
義経に人生を狂わされた弁太だったけど、彼も歴史上の人物として文献に名前があるかのような書き方だったけど、どうなんだろう。
調べてみよう。
(161007)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
乱世編ののこり半分を収録。
平家物語は火の鳥をめぐる物語だった、という解釈が斬新。 -
権力を追い求める、一族を守るために闘う、
それぞれの想い、それぞれの哀しみを大きなスケールで描き、
巻末では人間社会から場面を変えて、テーマを際立たせている。 -
病に倒れた平清盛は、火の鳥と信じて疑わない「火焰鳥」の血を飲むがあっけなく亡くなってしまう。清盛亡き後の平氏を討たんとする中で、木曾義仲や源義経が弁太の大切な人々を殺害していく……。手塚治虫が源平合戦の時代を舞台に、権力をテーマに描いた「乱世編」後半を収録した『火の鳥』第8巻。