- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063738650
感想・レビュー・書評
-
読了。
太陽編の後編。
異形編との交錯にゾクッとした。すごい。
火の鳥が『宗教や信仰は人間がつくったもので、どれも正しい。正しいもの同士のあらそいは止められない』と言ったところが一番訴えかけた。
(161009)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太陽編の後編を収録。
仏教伝来以前にあった日本の宗教と、中国から伝来した仏教の戦い。そして未来における光と陰の戦い。これらを同時並行で描ききっている。
歴史の中に自分なりの解釈を入れて、話を組み立てている。単なる歴史好きには描けないすごい作品。 -
(10巻と同じレビュー)
10巻と11巻は繋がった話になっていた。
大海人皇子と大友皇子が争った時代とその1000年後を繋いだ、一言で言えば大河コミックといった印象。
2つの時代を交互に描きながら、「宗教とそれを利用したがる政治の問題」をあぶりだしている。
「政教分離」がなぜ必要なのかについて、初めて自分なりに理解することができたような気がする。 -
とりあえず本編を読破。
原始から未来、権力争いから宇宙の旅まで広がる壮大な物語。
心に残るものがあった。
最初の黎明編と未来編の流れがやっぱりおすすめ。前知識なく読んだので驚いた。
いつかまた読み返そうと思う。 -
狼の顔を被せられた少年がたどる過酷な運命。過去⇔未来の壮大な世界
戦いに敗れ狼の顔を被せられた百済国の少年ハリマ。奇怪なオババに助けられ、数奇な運命をたどる。人間の愛と生、死を壮大なスケールで描く。