彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ (講談社ラノベ文庫)
- 講談社 (2011年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063752052
作品紹介・あらすじ
恋愛フラグ、友情フラグ、勝利フラグに死亡フラグ。-「フラグ」それは人生の岐路に立つ、大切な選択肢。ある事件以降、他人の頭の上に「フラグ」が見えるようになった少年・旗立颯太。都内屈指の名門校「私立旗ヶ谷学園」に転校してきた彼は「フラグ」が見えるがゆえに他人と距離を置いてきた…のはずが周囲は何故か美少女たちで賑やかな状態に!男子寮に彼しか入居者がいないと聞いた彼女(らしき含む)たち5人は一緒に住むと言い出して!?彼が見る「フラグ」の意味とは一体?はたまた、ひとつ屋根の下で男1人に美少女5人の共同生活はどうなっちゃうの!?竹井10日が贈るラブコメの上級"イチャコメ"開幕!今宵のフラグはどんな色。
感想・レビュー・書評
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三人称の作者がもはや登場人物の一人と言っていいほど出しゃばるのが特徴。物語の人物たち関係なしに、三人称が一人でボケて一人でツッコミを入れている様子に、寒さを感じてしまった。
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全16巻完結。お姫様、お嬢様、男の娘、機械娘、姉、幼女(婆)、アイドル、生徒会長等々色んな少女が特徴的な語尾で、アホアホしいリアクションを繰り広げ、腹抱えて笑いました。そんなお笑いイチャイチャをかましつつ、異次元間バトルが進む壮大なストーリーが、すごいんだからね!
CUTEGのイラストは可愛い。
『ちなうんです、ちなうんです!』は名言。
せりきゃんこと吟遊院芹香、聖帝小路美森好き。 -
東京皇帝といっしょやな。しかし、あれほど奇想天外ではない。
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面白かったです。
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美少女の頭に立つ小さな旗。
死亡、恋愛、友達フラグ…
乙女な恵の可憐さがいい。 -
竹井先生は神ということが改めて分かる。
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フラグ見えなくても察しがついてしまう。
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勧められたので、この作者の本を初めて読みました。
基本的にはドタバタラブコメディ。
作者のノリツッコミ的な地の文章についていけるかどうかで、好みが分かれるかも。
ライトノベルの中には、手に取るのが困るくらいインパクトがありすぎるアングルの表紙や挿し絵のものがありますが、これは個人的にはセーフ。
絵はかわいいし、 男女問わず目を引きそう。 -
不幸な経験により人との関係を深める事を避けようとする
主人公はフラグを視認でき、
進展しそうなフラグを次々に折っていくという話。
話としては面白くなるかなと思い、期待して読み進めていったのですが、
どうにも文章を読み進める上で気が削がれました。
この作者の文章を読むのは初めてだったのですが、
何時もこうなのでしょうか?
物語の進行中に度々作者が割って入ってきます。
その様な形は沖田雅氏の『おおかみさんシリーズ』で
見慣れていたのですが、
おおかみさん程のノリの良さと程良さが感じられず、
感想であったり突っ込みであるものが私には
滑っている様にしか思えませんでした。
少女キャラ達もよくみられる型のキャラでしか無く、
余り惹かれる事はありませんでした。
イラストはとても魅力的なのですけど。
まだ話が始まったばかりであり、
設定も消化不足で良く動かされていないのかもしれませんが、
それ以前に作者の文章の癖が気になり、
次の巻まで手を伸ばそうと言う気持ちは
残念ながら湧きませんでした。
私はキャラ萌えだけでは満足がいかない性質のようです。
色々な種類の少女が出てきて・・・と言っても
話がこれではキャラが生きないです。
只そそられそうな種類の少女を並べ立てただけで終わったのが残念。。