生徒会探偵キリカ2 (講談社ラノベ文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063752298

作品紹介・あらすじ

犯人を見つけるやり方は、もうわかってるの
生徒会会計 そして 探偵 キリカに見える真実とは――

生徒数8000人超の巨大学園を支配する生徒会に、見習いとして入った僕。
正式な書記になるには、生徒会長のライバル・中央議長の朱鷺子さんに認められなければいけない。次第に明らかになる生徒会役員たちの過去、そして登場する前任の書記は……やっぱり変態さん?
着替え中の女子中学生を狙った(?)詐欺事件に、陰謀渦巻く文化祭実行委員会の委員長選挙、そして会長と朱鷺子さんとウサギを巡る失踪事件。
次々と舞い込むトラブルを《生徒会探偵》聖橋キリカが一発解決!
新ヒロインも登場でますます加速するハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 生徒会探偵のもとには今日も難事件が舞い込む.
    中古教科書詐欺事件.
    女子中学生盗撮事件.
    文化祭実行委員会の委員長選挙.
    などなど.

    そして新ヒロインの登場ですよ.
    なんと朱鷺子さんを姉に持ち,生徒会詐欺師のファンだというそうで.
    女の子みたいな男の子ブームはまだ続くのでしょうか.
    やっぱコレはアレじゃないかな.
    Y染色体がどんどん破壊されてってる影響じゃないかな.
    普通は破損しても隣合う染色体同士で補修できるんだけど
    Yは対になってないから壊れるだけだという.
    その影響がラノベ業界にも….
    …それはないか.

    あとは,なんだろう.
    生徒会の皆さんの過去に纏わる話が少々.

    面白かったよ.

  • 面白いんだが学校行事として地味なものが続いてるせいか今ひとつ盛り上がりに欠ける。次巻あたりには期末試験や夏休みが入ってくるはずなので楽しみだ。探偵要素が相変わらず小規模かつあっさりしてるのでそろそろ大事件が欲しいところ。

  • 有り体に言って
    この作品には
    自分がラノベに期待する全てが詰まっている

    これくらいが丁度いい

  • 教科書の事件好きだなあ。キリカは2話構成(?)なのだね。

  • いや〜テンポがよくて止まらないですね。主人公は詐欺行為を働かない時においては常識人なので、ツッコミが秀逸で笑いを堪えるのが大変です。
    文化祭実行委員の委員長選挙が今回はメインの事件かなと思います。会長の企てはいつだって主人公と読者の斜め上を独走していますね。最終的に当選した人物には驚かされましたが、彼なら納得です。続刊で文化祭に向けて走り回る姿を見ることができるのでしょうか?楽しみです。
    そして会長に抗おうとして力不足を痛感している日影とキリカほどずるい挿絵はないと思います。未来の戦いを予言する書き方も。

  • 前書記に新広報候補に、と、これまたキャラの立った連中が集まってくる。そうでもしないと差別化できないから、しょうがないとは思うけど、たぶん著者作品の世界では普通の人に人権は認められていないんだと思う。小さな事件を大げさに解決するところが、詐欺師の本領発揮している部分、かな。

  • 主人公がどんどん変人になっていく。

  • 評価:☆4

    着替え柱の女子中学生を狙った(?)詐欺事件に、陰謀渦巻く文化祭実行委員会の委員長選挙、そして会長と朱鷺子さんとウサギを巡る失踪事件!新ヒロインも登場でますます加速するハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第2弾!

    前任書記だった駿さんが問題児過ぎて糞笑ったww
    「盗撮じゃないよ、らぶ撮だよ」
    「世の中には二種類の人間しかいない」
    「ロリとそれ以外だ」

    あと朱鷺子さんの弟である薫ちゃんの天然毒舌褒めちぎりがツボったww

    他にもヒドラだとかデ部とかIT部長伊藤さんの扱いとか、ハイテンションギャグは健在。

    唯一、敵になれる存在として朱鷺子を中央議会にやったというのは本当に会長の本意だったんだろうか。
    喧嘩別れしたときのままで残しておいてあった部屋、繋がった穴にはほっこりした。
    相変わらず会長の真意は見えないし、後々ひかげ達とも敵対するようなことも書かれていたけどどうなることやら。
    あと会長の師匠は何者なんだろうかw

  • 見習いの肩書きを貰って、生徒会室に出入りする主人公。
    そしてまた湧いて出る、それ以上に怪しげな人達。

    まぁ8000人もいれば、わりと普通じゃない人達もいるでしょうが
    トップに個性的すぎる人達が多すぎます。
    しかしそれくらいはっちゃけてないと、ここではやっていけないのかも。
    すでにトップが怪しいですし…。

    とりあえず最初に出会った人物は多分…というのは分かりましたが
    元の人はどれだろう? と。
    もしかして判別が付いてないのかもしれないし
    付いてるのかもしれないし…??

    いやそれよりも生徒会長の恐るべき色々に
    驚くべきなのでしょうか?
    ふと入っていた、あのフラグ。
    一体これから先はどうなるのか…すごく気になりますし
    同居になったこの状態もどうなるのか。
    ひと波乱、で終わればいいですが。

  • 杉井さん独特の表現や言葉遊びは面白くて、楽しく読めるのだが、ストーリーに印象が残らなかった。

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》受賞者。代表作に『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』など

「2023年 『楽園ノイズ6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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