進撃の巨人 Before the fall3 (講談社ラノベ文庫 い 1-1-3)
- 講談社 (2012年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063752434
作品紹介・あらすじ
人類の最大の敵『巨人』。巨人の嘔吐物から救い出された少年。「キュクロ」と呼ばれた彼は、数奇な運命を経て調査兵団に入隊する。前調査兵団隊長ホルヘの活躍により人類の手で巨人を倒すことは証明できたが、圧倒的な力を持つ巨人を前に、人はまだまだ脆弱であった。それを補うため氷爆石から発生されるガスを利用して宙を舞う『装置』"立体機動装置"が開発された。しかしそれはまだ、縦軸にしか移動できない、という不完全なものだった。キャクロはそれを背に自分の運命を変えた「巨人」と呼ばれる巨人に立ち向かう!人類は希望の光を掴めるのか!?コミックスの前日譚を描いたキュクロ編・完結版。
感想・レビュー・書評
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この巻で1巻からの伏線が繋がる。巨人を倒したいとキュクロは訓練兵にそこで仲間カルディナ、ローザと出会う。
キュクロの成長とともに他のキャラもとても丁寧に描いてくれてるので面白かったです。このあとどうなるのか気になる・・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013/10/22
【好き】国外追放という人類にはあってはならない秘密の死刑執行からなんとか生還したキュクロは、ホルヘとカルロの推薦により訓練兵団に編入し、立体機動装置の訓練を始める。 シャルルの存在、シャビィとの因縁、新しい仲間:ローザ、カルディナとの絆、武具職人:ゼノフォンの胡散臭い熱意などキュクロを取り巻く様々な人たちに影響されながらキュクロは自身を縛っていた巨人との縁を断ち切りにいく。 本編では立体機動が大活躍だけども…それより50年くらい前、巨人に対抗しうる唯一の武器:立体機動装置の黎明期は地味で地道な努力と少数の人間の熱意に支えられてようやく誕生したんだなぁ…。 人類が生き残るための希望を選択できてホッとした読後感で完結。 -
進撃の巨人ノベル第三作。
紆余曲折あって調査兵団に入った「巨人の子」キュクロが,人類初の立体機動装置の実戦使用者になる話。(1巻でアンヘルが作ったのは"装置"であり,立体機動装置のプロトタイプらしい)
相棒のカルディナが良いキャラ。 -
思ってたよりしっかりしてて面白いこのシリーズ!
残念なのは結構主要キャラなのにカルディナとローザの絵がないことかなー
カルディナの見た目がすげぇ気になる。 -
エレンが巨人化してさらにそこから話が進み始める。
と同時にアルミンの存在感も上昇中。
ただ画力やコマ割りのせいで、もっと盛り上がれるはずのシーンもイマイチ盛り上がりに欠ける印象。
例えばこの巻なら、ピクシス司令の登場シーンはもっと盛り上げてほしいところ。
例えば「よさんか」のところだけ大コマにしてもいいだろうし、彼の登場で事態がガラッと好転することをもっと伝わるように描いてほしい。 -
二巻からの続き。そしてビフォーの完結編。歴史が繋がった感じですね
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進撃の巨人ノベライズ第3巻。
要所で本筋とも関係があるとも受け取れる
伏線らしきものがあったため、
今後進撃の巨人の考察をする上では
参考になると思います。 -
壁外から戻ってきたキュクロが訓練兵となり、立体軌道装置を使えるようになるために奮闘する完結編。
最後が一気に進んでしまった感はあるが、まとまりはあるし読みやすい。