アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫 さ 1-1-5)
- 講談社 (2012年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063752717
作品紹介・あらすじ
日本から異世界への通路でつながった『神聖エルダント帝国』、そこはドラゴンが空を飛ぶファンタジー空間!そんな世界にオタク文化を浸透させようと創設された交易会社"アミュテック"の総支配人の加納慎一がなんと誘拐されてしまった!企てたのはエルダントの敵国バハイラム。しかし、様々な政治的な思惑から誰も助けに行かれない?こうなったらと、慎一付きのメイド少女ミュセルが独力での『旦那様』奪還を決意。ミュセルを中心にした数人の志願者で救助は成るのか?そもそも『バハイラム王国』とは、どんな国なのか?そのあまりにも意外な慎一誘拐の動機とは?そして救助隊の切り札は、やっぱり超オタク式のアレ!?
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
今回は物語には度々登場していたバハイラム王国が舞台
ガバガバなセキュリティであっさりと誘拐された主人公。どうやら日本政府の思惑もあり、救出作戦が行われないという事態が発生したが仲間達のおかげでなんとか帰還することができた。この物語における日本政府はクズばかりだということを再確認する回だったな。
バハイラム王国のことを知り、帰還した慎一は新たな行動を起こしたが、これに関しては日本政府にも神聖エルダント帝国にもメリットがあるからうまくいくといいんだけどね、
「バハイラム王国」の政治体制に関しては難しいといった感想だ。確かに疑問に思う部分はあるが遊牧民から定住民へと移行し、王国拡大で多民族国家となった経緯を考えると平等主義というのはあながち間違いでは無いと思う。
しかし、個々の民族文化を捨て去らないと行けない状況は、相当にまずい感じもしたな。それを乗り越えたらさらに強国となるんじゃないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特定のオタクをdisるのが気になる…。
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敵国メインの話。
ちょっとシリアスな話ですね。
ま、このシリーズ、ちょこちょことシリアスな話題が振られますが、全編通してって言うのはこれが最初じゃないかな。
敵国の文化の設定もなかなか。
今後もからんできそうな登場人物も増えましたし、国家間のネタも増えてくるんでしょうかね?
けっこう、ハイファンタジーに近くなったりして。 -
バハイラム王国にさらわれたシンイチを皆で救出に。ハンドメイドドラゴンが脱皮したり、変形したり、と実に素晴らしい
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構成、展開での面白さを存分に味わえる一冊だと感じた。
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拉致怖いよ拉致。というわけでミニミ。まさかロミルダが描かれる日が来るとは。俺歓喜。
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今回はエルダント隣国であり、敵国でもあるバハイラムのお話。見所はやはり「5巻のアレがこんなことになるとは」という場面だろう。カバー下のデザイン画も嬉しい。表紙の通り、エルフがミニミをぶっ放すし、相変わらず楽しいシリーズ。クラーラprpr
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可変はやりすぎてなかろうか。いまいちイメージがわかなかったのが残念。少しアニメに毒されてるかな、自分。この程度の妄想もできんとわ。
ただなあ、こうリアルの社会情勢がゆがんでると今回の「敵国」もいろいろフィルター入れてみてしまいそうで自分が怖いというか。
何気にハーレム状態になっていて、+病みそうなヒロインもいて黒榊降臨したらどうなることやら。 -
文化的にもなかなか鬱屈した展開だったけど最後の展開で完全にひっくり返してくれました。「こんなこともあろうかと!」じゃねーよ(笑)まさかファンタジー寄り(と思ってる)作品でスーパーロボット(可変機)対ドラゴンが読めようとは…。ロイク&ロミルダコンビは今後の出番も面白そうです。久々表紙のミュセルは今回も一途で可愛いです。あとがきにチラッとあったけどヤンだりしないよね、大丈夫だよね、榊センセ。