最果ての東 鼓動も止まる弾丸のスピードで (1st end) (講談社ラノベ文庫)
- 講談社 (2013年5月31日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063752847
作品紹介・あらすじ
1915年。罹患者が発熱し血液を欲するという奇病が爆発的に流行した。死をまぬがれた五億五千万人は快復せず、自傷したり他者を傷つけてまで血を啜ろうとするその存在を、人々は畏怖を込めて"吸血種"(ヴァンパイア)と呼んだ。吸血種と戦うため、人類は人類再生教団を結成、徐々にその力で人類側を勝利に導いた。それから約百年。第七十六使徒先遣隊の第四教僕隊としてリアン・ハートは"最果ての東"と呼ばれる地に降り立つ---。
感想・レビュー・書評
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スペイン風邪から吸血病につなげる設定は面白いと思う。
1巻は世界観の説明と登場人物紹介で終わってしまった感じがするけど、なかなか面白いお話になりそうな予感はある。
人類対吸血鬼というテーマだと、人類が追い込まれていく終末ホラーっぽくなりがちですが、共存とはいかないまでも、ごちゃっとした混沌な状況が舞台となっているのもいいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間対吸血鬼なんですが、この巻はヤクザの縄張り争い、といった様相でした。次の巻から物語が動き出しそうです。
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面白かったー(*^_^*)吸血鬼モノは大好きですが、結構ツボにはまりました!続刊期待。
主人公の一見、平凡そうな性格でいてはっきり言い過ぎるセリフやらも読んでて楽しかった。仲間が変人ばかりという設定がなんだか普通過ぎてアレですが、読み応えは充分ありました。
まだアジアンほどの女子心をくすぐるキャラが出てないので先に期待したい。 -
おもいっきり、イラストレーターさん繋がりで読みました。吸血鬼と戦う聖職者のはなし。この方で吸血鬼モノで合わないわけないっ!
捕食者・被捕食者の関係、人間→吸血鬼の苦悩、それぞれの言い分などなど、吸血鬼モノの王道を押さえてます。
お話としては、どんでん返し的な驚きを楽しむというよりは、チラリズム的伏線の「もしかして…っ!?」感がどんどん加速していく感じ。特に個性豊かで過去もいろいろある風なキャラたち、今後どうなっていくのかな~もう大変なひともいるけど、まだまだ明らかになってない人もいるし。 気になる…
あと、あえての不完全描写が逆に切迫感というか刹那感というかを十二分に伝えてくる戦闘描写・心理描写はうまいなぁという印象。
続きはやく読みたいっ!
著者プロフィール
十文字青の作品





