クロックワーク・プラネット1 (講談社ラノベ文庫)

著者 :
制作 : 茨乃 
  • 講談社
4.28
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本棚登録 : 212
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063752939

作品紹介・あらすじ

――唐突だが。世界はとっくに滅亡している。
死んだ地球のすべてが、時計仕掛けで再現・再構築された世界――
“時計仕掛けの惑星”。落ちこぼれの高校生・見浦ナオトの家に、
ある日突然黒い箱が墜落する。中にいたのは――自動人形の少女。
「あんな故障一つで二百年も機能停止を強いられるとは。人類の
知能は未だノミの水準さえ超えられずにいるのでしょうか――?」
榎宮祐×暇奈椿×茨乃が共に紡ぐオーバーホール・ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • これは面白かった!
    率直な感想としては、完成度がめちゃめちゃ高い。
    キャラクター、ストーリー、展開、会話…
    どれをとっても一級品。
    しかもこのまとまりを、二人の作者による合作で作ってるっていうんだからすごいよね。

    特にいいなと思ったのが、わかりやすい伏線とその回収。
    ナオトがとある才能を見せ、その直後に別の場所でマリーがその才能があれば事態を打開できるのに…と歯がゆく思う。
    見え見えの伏線とも呼べないような予告だけど、だからこそいつ回収されるのかなとワクワクしながら読める。
    しかも書き方が上手いからあざとさは全くないのね。
    伏線回収と言えば後になってから「あれはこういう意味だったのか!」というのが大体だけど、こういう安心して読める伏線もイイよね。

    キャラクターではマリーがお気に入り。
    この手のしっかりとした実力に裏付けされた自信とプライドをもったキャラって大好きです。
    そしてそんなマリーがもうどうしようもない…と絶望に陥ったところに現れる、主人公のナオト。
    ビバ王道。


    とにかく安心して楽しめる作品。
    時計仕掛けの世界という奇抜な舞台設定もさることながら、この安定感がこの作品の最大の売りだと思う。
    自信をもってお勧めできる1冊です。

  • 若干展開が急なところもあるが
    読みやすく、世界観もしっかりとしており非常によい作品
    キャラクターもそれぞれが引き立っている
    また2人の天才の対比がまたおもしろい

  • ホント合作で良くここまで綺麗に纏め上げられたものだと感心しました。若干厨二成分が薄いとは思うけど、しっかりと榎宮成分を受け継ぎ、壮大に広げられた世界観と言う名の風呂敷でしっかりと設定を生かし且つ滲み出る榎宮臭を殺さないように作られていて良かったかと。勢い任せのハッタリ攻めな部分はノゲノラと同じだけど、ノゲノラとは違った爽快感があって楽しかった。特に中盤以降の牽引力は高いです。また、あとがきも十分にお二方+αのやり取りも面白かったです。主人公像はやっぱり榎宮さんが描いた方がっぽいかと。とにかく次巻以降も期待

  • 落ちてきたロボ娘を修理して世界を救うバトルに巻き込まれる話
    『ノーゲームノーライフ』の作者との共著だけあって
    少年少女の活躍する娯楽作品として文句なく高品質
    少年向けバトルものライトノベルにおいて
    『ソードアートオンライン』『アクセルワールド』の作者以来の実力者と相応しい
    ロボ娘ヒロインでも『ビートレス』が売れないでこれが売れるのは良くわかる
    毒舌回路でノイズキャンセラーや電波塔があるのに歯車世界の舞台設定も
    大仕掛けで面白い
    主人公たちのキャラクタにもうひとつ感情移入しがたいところが難かもしれないが
    それは作品作者の個性か

  • 時計、歯車。その二つがこの物語を構成している。キャラ設定、ストーリー、すべてがこの二つになぞらえるようなものになっており、純度の高い世界観と濃厚なストーリーを楽しむことができた。若干気になるところもあったが心地好い勢いと展開で見事にカバーされているのではないだろうか。

  • えっと、ノゲノラの人。ノゲノラも止まってるような気がするけど、こっちはもっと止まってる。でもツイッター見る限り病が再発した様子はない。コミカライズだけがどんどん発行される。そしてアニメ化。なんだこれ。登場人物だけを見ればよくあるような設定だが、その舞台装置、そう文字通り装置がすごい。1000年前に滅びるはずだった地球が月の斥力を利用したゼンマイ仕掛けという人外とも言える所業で延命しているのを二人の才能で救うという爽快なストーリー。挿絵に文句は無いが、リューズはアニメ版の方がクールだった。こちらは少し幼い。

  • クロプラがアニメ化が決まったと聞いて再読です。
    ノゲノラと同じように、爽快な作品ですね。

    高校生の主人公(男)の見浦ナオトと天才時計技師の主人公(女)のマリー・ベル・ブレゲが、政治とか社会のしがらみとかなにやらを全力でぶっとばして、自分の望むものを手にいれます。
    そしてこれからも突っ走っていくのでしょうか。

  • 【図書館本】面白かった。脳内ボイスで本物の声優さんが出てきたのは初めてかも。ナオト→福山潤さんだった、完全に。黒執事(3期)デュラ(2期)HoLic戻を観た(読んだ)直後だったのも影響あるんだろうけど。
    イラストで興味を持ったけど、読んでいく程にイメージが違う。イラストは入口に過ぎなかった……。
    突拍子もない世界だけど、分かりやすく、コミカルで、楽しかった。リューズの毒舌も心地よかった(Mじゃないよ!)。
    ただ、導入部である秋葉原の話が完全放置なのは気に入らない。気になる。

  • ハルタ―が禿頭、禿頭としつこい。
    こういう若いっていいねキャラあんま好きじゃない。

    話はおもしろかった。
    歯車で世界が動く、兆・京単位の歯車をいじる。
    スケール大から極小まで。
    YとYシリーズ、今後楽しみ。

  • 想像以上の面白さがあった。ナオトの過去や能力を持った経緯などが今後語られるのだと思うと、期待せざるを得ない。キャラも強すぎず弱すぎず、心地いい。ヒロイン・マリーはいい感じに「天才」ってキャラを演じていた。今後、彼女が壁に直面するかと思うとゾクゾクする。

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著者プロフィール

ブラジル屈指のカリスマクリエイター(※担当編集談)。共著に『クロックワーク・プラネット』、著・イラストに『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)、イラストに『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)ほか。

「2018年 『クロックワーク・プラネット(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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