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- / ISBN・EAN: 9784063753097
作品紹介・あらすじ
「キリオーニラ」を倒すため日々<ちから>の回復に努めていた曜一たちを最大の危機が襲う! ハンターたちが所属する組織の一部が、キリオーニラにむしばまれ、操られてしまっていたのだ。そんな状況を打破すべく曜一の家で裸エプロン大会をしていたところ、強力なハンターでありながらキリオーニラ側と手を結んだ風祭紫が襲撃し、よりしろである緑里を連れ去ってしまう。緑里を取り戻し、祖王の復活を阻止しなければ! そのためにも緑里の下着を探さなければ! コミックも絶好調のセク・ハ・ラコメディ、怒濤のクライマックス!
感想・レビュー・書評
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性欲が高まることで強くなる設定が好きだ。特に性欲に“ちから”とルビを振ったことは天才的だった。
序盤ではエロ全般に反応していた主人公が終盤には特にヒロインのパンツに傾倒したことが笑えた。パンツの扱い方が、着る、嗅ぐ、被るの他に「食べる」と「燃やして煙を吸う」があって驚いた。
下ネタに特化した比喩が良かった。例えば2巻の“小さな体が、水を入れたコンドームのように跳ねて俺の元へと飛び込んできた”や4巻の“こんなにびっくりしたのは、小学生のときにこんにゃくを食べる以外の利用方法を聞いたとき以来だった。”だ。それらは男性の読者が想像しやすいので共感性が高まっていた。
セリフで印象的なのは、2巻の「デートとエロには共通点がある。どっちもカタカナだ。」と5巻の主人公からヒロインへの「人間の三大欲求を知ってるか?性欲、強い性欲、もっと強い性欲だ」だ。
小ネタでは、3巻の未使用パンツと使用済みパンツの違いを“中古には過去があるが、新品には未来があるのさ”とし、どんな人がパンツを履くのかまたは履いていたのかを妄想して性欲を高めると発言したサブキャラクターの変態性が強烈だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示