最果ての東 2nd end 迷える狼たちよ踊れその罪と共に (講談社ラノベ文庫)
- 講談社 (2013年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063753356
作品紹介・あらすじ
爆発的に増え広がった吸血種(ヴァンパイア)たちに対抗するため人類が"人類再生
教団(リヴァイバルズ)"を結成してから約百年。鳴海諒は幼い頃に両親を惨殺され、
仲間たちと吸血種に飼われていた。ようやく生きながらえること
ができた鳴海は生涯をかけて吸血種への復讐を誓う。やがて彼は
第七十六使徒先遣隊(ヨハネスバニティー)の第四教僕隊(カトラム)の特攻隊長として吸血種を手に
かけることを生き甲斐としていたが、激戦の果てに命を堕とす。
しかし数日後。死んだはずの鳴海は復活した。あろうことか宿敵・
吸血種の手によって……。吸血衝動に苦しめされながら鳴海は誓う。
「我(ニエ)、狼を狩る狼たらん(エラン・ガルフェル・ガルファス)」
権謀術数蠢くこの最果ての東で、今宵も月が赤く囁く---。
感想・レビュー・書評
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設定は世界的規模で人間と吸血鬼が、存亡をかけて戦っている壮大なものなんですが、話の中で語られているのはアミューズメントセンターの覇権争い。このギャップがいい。
この巻では、吸血鬼になってしまった鳴海の葛藤と、謎の吸血鬼集団の暗躍の2本柱になっていて、ちょっと両方が食い合って中途半端になってる感じがあるかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベルってこんなだった!と感じたのだけどなぜだろう。殺伐な日常とほのかな恋の塩梅が印象に結び付いたのかしら。 リアン・閻魔・ミロのやりとりがそわそわ…
鳴海は大変だなぁ~まさに表紙。
アベルとは違う葛藤だけど、続けて読んでいるのでなんか重ねてしまいますね
人呼んで酔いどれの屑はつぼった