アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者9 (講談社ラノベ文庫)

  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063753400

作品紹介・あらすじ

謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』に創設されたオタク文化メインの交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一。彼の父はラノベ作家なのだが、その作品が無期延期に。元引きこもりの慎一だが、さすがにそのままにしてはいられず、一時帰宅を決意。エルダントは、護衛としてミュセルとエルビアの派遣を自衛隊に同意させ、ここに晴れて初のエルダント使節の日本見学が始まった!


謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに政府によって文化交流のために創設されたオタク文化メインの交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一。彼の父は量産型人気ラノベ作家なのだが、その作品が無期延期になったという情報が入った。元引きこもりで家族とは疎遠だった慎一だが、さすがにそのままにしてはいられず、ついに一時帰宅を決意する。日本政府の策謀を心配するエルダント側は、護衛としてミュセルとエルビアの派遣を自衛隊に同意させ、ここに晴れて初のエルダント使節の日本見学が始まった。が、思わぬ闖入者、アクシデントの連続、さらには国際的な陰謀までもが、慎一一行を待ち受ける!

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    慎一、地球に帰還す
    ラノベ作家の父の長期休載を知り、一旦地球に帰ることにした慎一だけど、父親も母親も滅茶苦茶に濃い人達だった。
    妹が一般人に成長したことを驚くぐらいだ。反面教師かな?
    こっそりとついてきたペトラルカを含み秋葉原観光になったわけだけど、日本の防諜がガバガバだということがよく分かる物語だったな。判明しているだけでも中国、ロシア、アメリカの三ヶ国から狙われていることがわかった。
    慎一はエルビアと痛車の持ち主のおかげで九死に一生を得たようだが、美埜里さんがロシアに拐われたまま終わってしまったが、全てが終わった後に地球において異世界のことを知られてしまうのだろうか。
    一方で地球側で何度も魔法を使用しているが事前の説明とは異なることが多々起きているようだ。これに関しても少し気になるところだ。

  • 異世界交流ものでは必ず出てくる、「舞台を現代日本に移して」パターンの前編。
    文化の差についてのドタバタがメインだけれど、情報セキュリティの薄さであれこれ巻き込まれています。
    なんか、動画流出事件の反省が活かされていませんね。(^^;
    現代っ子的な感じとでも言いましょうか。

  • 妹さんが登場。これもお兄ちゃん大好きっ子みたい。すごい作品だ。

  • アニメに先にやられてしまったけど日本側に来るお話。oh...ミノリさん。。。

  • 前の話はこれのための前フリっぽいよな。
    ということで異世界から現実を訪問話。

    主人公が輸入を躊躇した理由をえらく深読みしてたらあまりにも意外な理由でびっくり。まあ、身内はハードル高くなるよな。

    あとやっぱり主人公はスペック高いよな。色々と。

  • アニメの方から遅れること少し。慎一、日本へ帰還す。あれ同様にまったり日常回かと思いきや、後半はきな臭い動きからまさかの「続く」展開。今度の相手は日本以上に強大で厄介な国家だけど、どう巻き返していくか期待します。そんな本編の裏で(?)登場した加納一家。両親も濃いけどやっぱりテンプレぶりを遺憾なく発揮した妹ちゃんの印象が強いです。表紙にも居るしね。今後も登場増えるといいけどな。口絵他の現代チックな服装のエルダント女性陣は新鮮でいいですね。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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