アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 (11) (講談社ラノベ文庫)
- 講談社 (2014年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063753608
作品紹介・あらすじ
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した文化交流のため、それも主にオタク文化メインの交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一。以前、彼を誘拐した隣国バハイラムで異変が起き、誘拐首謀者だったエルビアの三つ子の姉妹の一人・アマテナと、その部下のクラーラがあろうことか、エルダントに逃げて来た。彼女等と秘密裏に取引していた慎一たちは、なんとかアマテナたちをかくまおうとするのだが、ちょうどその頃、〈アミュテック〉運営の学校ではカメラが大ブーム。気ままに向けられる無数のカメラの目からアマテナたちを隠し通すことはできるのか? さらには、武闘派独裁国バハイラムから危険な追っ手がやってくる。どうする慎一!?
感想・レビュー・書評
-
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
短編集の予定が本編になっていたらしい。
今回は隣国のバハイラム編で登場したエルビアの三つ子姉妹の姉の一人・アマテナと、その部下のクラーラが再登場
価値観が異なる場所でアマテナとクラーラが右往左往する様子は少し可愛らしいと感じた。
それにしても<アミュテック>運営の学校でカメラがブームになるとは考えもしなかった。確かに3DSがモデルの3TSにはカメラが存在するので流行しても可笑しくはない。
しかし、撮影マナーなんて存在しないから一悶着あったがコスプレの撮影会を実施することで撮影マナーを浸透させたことには感心した。
『担姫のアンジェリカ』は思わず笑ってしまった。著者の別作品じゃないかと…。発売当時はアニメ放送中だったかな?
ミュセルとクラーラの交流も中々に良かった。ミュセルが自分の思いを再認識した様子が今後に影響するんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集って前に言ってたけど
公約違反じゃないけど長編ですね。
獣耳二人がシンイチ宅にやってきて
ハーレム拡充ですね。
あと三姉妹の一番上でお腹真っ黒なヤツが登場。
彼女は今後ラスボスになりそうですね。
モテモテなシンイチよ、
そろそろ卒業しちゃってもいいんじゃないかい?
そしてハイブリッドの育成を。 -
最近続いているシリアス路線になるのかな。
デジタルカメラの普及によるパパラッチ的な行動と、スパイネタの蒸し返しが中心になります。
コスプレイヤーの写真を撮られることについての考え方とか、ちょっと面白いですね。実際そうなのかは置いておいて。
スパイ関連の方は、ま、いっそ政府関係者に話してしまった方が、話がまとまりやすかった気もしますが、この内容はこの内容で良。 -
なんていうか、お約束すぎわ笑えるというか。
主人公は爆発すべきだよな。の巻。
あまり事態も進まず、まったりとした進行で。 -
また一人落ちてしまったか。。。
-
元々短編でやる予定だったエピソードが丸々一冊に。長くなっても元が元だけに、そこまでシリアスにならず息抜きにはちょうどいい感じでした。今後の本編につながる伏線もばら撒いたようでどこがそれに当たるか楽しみに。ミュセルの想いがより鮮明になってきた感じ。まあ過去のトラウマがあるせいで慎一の方がめんどくさいですが(苦笑)次も短編を長編用にするらしいので気楽に読めそうかな。進展・動きがないという人もいるでしょうが、私的には進むだけだとそれはそれでつまらなく感じる人間なので脇道やサイドエピソードばっちこいです。
-
恐ろしいほどのお約束な展開。すごくいい。