賭博覇王伝 零(4) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 281
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063755114

作品紹介・あらすじ

義賊として世間を騒がせた天才少年・零! 彼とその仲間は、大富豪・在全が建設中のギャンブルと遊園地の融合施設「ドリームキングダム」に呼ばれる。在全が全財産を賭けて参加するギャンブルの代打ち、すなわち王を求めているため、零や他の者たちが集められたのだった。王を目指して、園内のギャンブルに挑戦する零だが、そこは生命を、精神を、肉体を賭ける究極のギャンブルばかりだった‥‥!!

標との対決「クォータージャンプ」に挑んだ零! 在全が仕組んだ狡猾な罠に対し、零はあらゆる方法で対処し、無事クリア!! だが、2番手の標に自分以上の罠が仕掛けられることを知った零は、思わず標の元に駆け寄り、とある行動を起こしてしまう!!

感想・レビュー・書評

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  • 一気読み

  • 「ミナゴロシ」の漢字が、読めるようになる。

    次から次へといろんなゲームが登場するし、零に付いてくる奴らもクズばかりで救いようがない。

  • これまで指を賭けた「指切り」ゲーム、三人一組でひとつの部屋に入れられ、仲間一人の命を賭けたゲーム、零と同じく優れた能力をもつ標という天才少年とのサシの勝負をクリアしてきた零。
    どれもただただ感心して、驚いて、夢中になって読める話だった。

    「指切り」ゲームでは零の洞察力と頭の回転の早さに「さすが~!」となったし、
    仲間一人の命を賭けたゲームではその頭脳と発想力に感心し、他のグループにもいる零のようなブレイン的存在に「ほ~」となった。
    標とサシのゲームでは心理戦で、その裏側を読む洞察力と決断力にただただ感心するばかり。
    そして、そのさらに上をいく標の能力のすごさに主人公の零は感服する。

    今回、この巻でまた新しいゲームが始まる。
    それは21人で一度に挑戦するゲームで、このゲームをクリアするとメダルが全員にひとつずつもらえる。
    その話をもってきたのは1巻で零たちを懲らしめていたヤクザの男。
    この男、標の能力のすごさを見てそのおこぼれにあずかろうといち早く取り入ろうとするし、何といってもこのゲームに参加できるようになったのは臆面もなく、零の仲間の死んだ時、すかさず取り入って欠員のできた隙間に入り込んだからだし・・・。
    とにかく抜け目がない。
    だけど、その目のつけ所は中々のもんだと思う。
    1巻で最初のゲームの時、その趣旨を何となく感じ取ったのもこの男だし、仲間と組むゲームではその感性で本質をついたヒントを与えた。
    そして今度は零の仲間になろうとする。
    う~ん。
    ある意味、すごい・・・!
    こういうのが生きるための嗅覚というんだろうな・・・。
    と何となく感心してしまった。
    それに笑える。

    さて、その男の持ちかけた話に乗り気でないながらも挑戦する事になってしまった零。
    そのギャンブルの名前は「鏖の魔女」。
    皆殺しの魔女・・・。

  • 標の賢さに脱帽

  • ジャンプ編で零を上回る標の天才ぶりが考え方で分かる点が好き。

  • クォータージャンプが終了。目隠しされたまま前の床があるかないか前の人の言葉から判断しなくてはならない。いつもの賭けの方法論が「ライアーゲーム」のように展開されて面白い。

    次は「鏖(みなごろし)の魔女」に入る。このシリーズは集団が絡むとこが少しユニークなとこでしょうかね。

  • 「あー、そっか、なるほどね」と納得できるトリックかどうかが、面白いかどうかに直結するわけで。
    次巻が気になる。

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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