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Amazon.co.jp ・マンガ (236ページ) / ISBN・EAN: 9784063755237
作品紹介・あらすじ
1491年、11月。フィレンツェの大富豪ロレンツォ・デ・メディチに見込まれたアンジェロは、各国から貴族や有力市民の子弟が集まる名門・サピエンツァ大学ピサ校に入学、一人の青年と出会う。彼の名はチェーザレ。スペイン出身で、父は教皇庁のナンバー2という名門貴族。はるか昔、全ヨーロッパを支配し巨大な帝国を築いた英雄と同じ名を持つ青年は、のちに現代政治学の祖・ニッコロ・マキァヴェッリの名著『君主論』のモデルとなり政治の天才と謳われた人物だった……。
闇に葬られた若き英雄が、今甦る。超美麗ルネッサンス絵巻!
中世の大学、そこは政治の縮図。イタリアの支配を巡り対立するスペインとフランス。ピサとフィレンツェの歴史的遺恨も再燃。名門大学は模擬戦という名の代理戦争に沸く。 そしていつの時代も、若さは血を求める! 史実の精査と圧倒的な画力で再現される、中世の戦闘。惣領冬実の新境地!
みんなの感想まとめ
戦争と外交の葛藤を背景に、若き英雄の青春の日々が描かれるこの物語は、フィレンツェの名門大学での模擬戦や暗殺者との対決を通じて、登場人物たちの成長と人間関係を鮮やかに描写しています。特に、アンジェロとチ...
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
お祭りお忍びの続き。女の子たちをナンパしたり、フィオレンティーナ団と合流してしまったり。何だか今の大学生たちとやってることが大差ないので微笑ましい。
その一方で工房放火事件の犯人とチェーザレを狙う刺客、その黒幕が仄めかされる。
アンジェロは相変わらずチェーザレに振り回されている……
アンジェロとミゲルが対話するときが一番興味深い。
軍人の象徴のようなミゲルと庶民・文人の象徴となるアンジェロがおりなす会話となり、戦争(軍事力)と外交(交渉)のせめぎあいを端的に表している。
露店で買って事故で壊されてしまった秘密箱は修復され、冒険の記念として教訓を仕舞っていた。
"NULLA EST TAM FACILIS RES,
QUIN DIFFCILIS SIET,
QUUM INVIITUS FACIAS,
SEMPER AVARUS EGET."
( 探求心は足取りを軽くする――だが求めすぎると足元をすくわれる )
模擬戦が行われることになり、フランス団のアンリの報復が懸念される。
また、ジョヴァンニは父・ロレンツィオから武力で外交努力…威嚇することの懸念を思い起こす。
(貴族との婚姻関係があっても)貴族ではない金融商のメディチ家が市民の支持をもって成り立っている事――(コジモの代からの戒めでもあろう)驕る事無かれという警句――を思い起こす。
模擬戦は圧巻。準備で鎖帷子を装着するところから、装備の緻密な描写から中世世界に読み手は思いを馳せてしまうし、隊列を組んだ騎馬たちの描写に、レオナルドとミケランジェロによる未完の《アンギアーリの戦い》を彷彿させられてしまったり……
スペイン、フィオレンティーナ団の以南軍側の勝利の後のひと悶着。
女傑カテリーナ・スフォルツァの面影が。
この巻では一貫して、戦争(軍事力)と外交(交渉)と和平についての葛藤がある。
巻末のルネサンス教養学講義は、ルネサンス期の大学生活について。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若干16歳とかで国や家を背負ってたんだな…
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5巻まで読んでながらく放ってあったのを再読。面白いのだがこのペースでは完結するハズもないしどうしよう。
チェーザレが最初の方では戸籍上はわざわざ他人の息子扱いにされたとなっていたのが、途中から(ちゃんと?)庶子だという話が出てくるのは必ずしも矛盾ではないのかもしれないが、ちょっと???となった。
ミゲルとチェーザレの関係性(一途な忠誠心からちょっと複雑な思いへ)とか、最初は単に嫌な奴ぽかったジョヴァンニが人間味のあるところを見せたりとか、連載も長期間に渡るだけにアジャストしながら描いている(もしくはドリフトしてしまっている)感じがある。あとチェーザレが1巻ではアンジェラを貧民街に連れ出すのに4巻では俗世間にはうとい存在として描かれていたり -
なんだか、岡野玲子みたくなってきてますね。このこだわりは相変わらず凄いです。今回のクライマックスは模擬試合。迫力あるアクションで或る意味びっくり。
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刺客の目をくらますためにお針子さんたちをナンパするチェーザレ。そこへジョヴァンニらフィオレンティーナ団が登場。チェーザレは女の子たちをジョヴァンニに押しつけ(35話)、刺客を呼び寄せ、雇い主を白状するよう迫る。刺客は隠し針でチェーザレを刺そうとする矢先、間一髪でミゲルが短刀を投げ、刺客は死亡(36話)。
http://naokis.doorblog.jp/archives/Cesare_borgia4.html【書評】『チェーザレ 破壊の創造者』第4巻〜第6巻 : なおきのブログ
<目次>
Virtu 35 兆候
Virtu 36 罠
Virtu 37 成すべきこと
Virtu 38 冒険の記念
Virtu 39 重装か軽装か
Virtu 40 以南軍
Virtu 41 模擬戦?
Virtu 42 模擬戦?
Virtu 43 模擬戦?
Virtu 44 青空
<新たな登場人物>
・仕立屋のお針子さん
オッタヴィア
エミリア
・フランス団
ジャン・バリュー
ピエール・バリュー
・ロンバルディア団:ベルナルド
・ナポリ団:アロンソ
・シチリア団:リッカルド
2017.05.01 読了 -
コミック
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刺客の背後にある存在を示唆する巻。
模擬戦ではミゲルが軍人としての才気を覗かせている。チェーザレにおいても、今後の展開を垣間見るような話 -
第5巻。チェーザレ暗殺の危機、思い出の細工箱、学生団同士による模擬戦。
16歳という若さでボルジア家の将来を背負ったチェーザレは、家臣だろうと冷徹な言葉を浴びせることも。
模擬戦はただただ迫力。最後は意地と誇りのぶつかり合い。アンジェロとピエールのやりとりには笑いました。一区切り。 -
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王の発想・カリスマ性は独り善がりと紙一重か。
堕ちていくことが随所に触れられているが、どう描かれるのか。楽しみ楽しみ。 -
<重装備か軽装備か。騎馬戦は今も昔も血湧き肉躍るもの。>
チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くシリーズの第5巻。
前巻(4巻)の祭のシーンからの続きである。
平民の装いをし、庶民生活を垣間見て楽しむチェーザレだが、そんな彼を刺客が付け狙っていた。刺客に気づいておびき出し、口を割らせて黒幕の正体を暴こうとするチェーザレ。捕まったかに見えた刺客は手に武器を隠し持っていた。
チェーザレを守ろうとする側近のユダヤ人ミゲルと、「臣下」の立場を思いやるということがないチェーザレの噛み合わないやりとりが苦笑を誘う。
この巻のもう1つの見せ場は学生を2つに分けて行われる「模擬戦」である。
学生たちが行う騎馬試合で、槍を手にした集団戦である。槍は模擬槍、刀も鈍刀だが、万一、参加の学生が死ぬことがあったとしても、事故扱いとなる。
古代ローマの闘技場さながらに市民たちも見物に訪れ、どちらが勝つか賭も行われていたようだ。
チェーザレに恥をかかされ、恨みを抱いているフランスのアンリは、この機にチェーザレを叩きのめそうと目論んでいる。フランス団の彼が乗るのはデストリエール種の馬(1巻参照)。重装備に耐える丈夫な馬である。迎え撃つチェーザレはアンダルシアン種に乗り、軽装備で挑む。破壊力と機動性。さてどちらが勝利するのか。
荒っぽい騎馬戦の幕開けである。
勝敗は、まさかの情けない顛末で笑える。
チェーザレの「一筋縄ではいかない」感は相変わらず漂いつつも、この巻あたりはまだ「青春群像」の趣である。舞台が大学を離れ、チェーザレが名実ともに司教となると、徐々に血なまぐさい権力闘争になっていくのか。
巻末の解説はルネッサンスの大学生活に関して述べられ、なかなか興味深い。 -
巻末のあれはまだ全部読めてない
エミリアちゃんかわいい -
ずいぶんマッチョな1冊だったなー。4巻もなかなかとは思いましたが、ここまでのところ、ここまで男の子らしい内容になるとは思ってませんでしたよ。
次以降はどうなるんだろう? 政治寄りになっていく感じ? -
まただれがたれか、わからんくなってきた。
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2010.4
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いや~、今号では絵の迫力にやられっ放しです。 物語としてはさほど進んでいないのですが、ピサ大学で催された騎馬試合の様子がこれでもかっていうぐらい丁寧に描かれているんですよね~。 実写版の大河ドラマ系やら騎士物語系の騎馬試合よりもはるかに迫力があります。 さすが、美大出身の漫画家さんですねぇ~。
それ以外にも読みどころはいっぱいあって、案外・・・・というか、やっぱり女好きなチェーザレの一面が描かれていたり、刺客との勝負で相も変わらずの肝っ玉を見せつけられたり、ミゲルやフランチェスコのちょっとした一言から「まったくもって何てヤツだ!」と思いつつもチェーザレを認めざるを得ない側近たちの心が描かれていたりと、チェーザレ・ファンである KiKi には美味しい設定(笑)が満載です。 後の彼を髣髴とさせる「戦う司教ぶり」は説得力に満ちているし、これだけでも今号を読んだ甲斐があるっていうものです。
(全文はブログにて) -
大学の模擬戦は戦略というよりもフランス側の鈍重さが目立った感じだった。
ピエールとアンジェロの一騎打ちは笑える。
アンリもやられ役ではあったが、最後の最後で意地を見せる事が出来てよかったな。 -
模擬戦シーンが大迫力
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織物工場の放火、ピサでの祭りを伏線に、チェーザレ暗殺のために、ローヴェレ枢機卿から放たれた刺客の存在が明らかになっていきます。そんななかで大学恒例の模擬戦が行われます。鎖帷子、甲冑を身につけ、剣をさし、本物の戦闘さながらです。大学で戦闘訓練が行われるのは、現代日本から見れば奇異でしょうが、市民=戦士だった共和制ローマの伝統を引き継ぐイタリアでは、学生が馬術や武器のあつかいにたけているというのはごく当たり前だったのでしょう。
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惣領冬実の作品
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