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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784063755350
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた本。大和和紀さんのマンガが好きで、『アラミス』やら『ハイカラさん』やら買ってた勢いで、多分3、4巻あたりまでKCコミックスで購入したような。なんかね、途中で出るのが途切れたんだよ。そしたらもう買う気なくなっちゃって、いままで放置。図書館で出会えて、大河ドラマ様々です。もっとも、私が気づかなかっただけで、2010年頃には入ってたらしい。
で、ここから感想。
大和和紀さんの後書きに書いてあった円地文子版、私も読んだ筈なんだけど、今回これを読んで、こんな話だったっけ?と。もうすっかり忘れてました。うーん、興味のない話だったんだろうな、高校生の頃の私には。
で、ここで歳を重ねると、って感想ならいいのだろうけど、やっぱり苦手だった。水上勉とか泉鏡花とか花登筺とか、に近い感じの苦手さ。六条の御息所は可愛いと思えるので、主人公が苦手としか言いようがない。登場人物がみんな恋愛至上主義なのも苦手な要因かも。その時代はそうだった、と言われればそうかもしれないが、きちんと働いていた人もいる訳で。
でも、今の恋愛モノのラノベの大先輩と考えたら、続きを待つ身の辛さも感じられるかも。大和和紀さんの解釈も素晴らしいしね。
源氏物語を手軽に読みたいと思う人にオススメ。
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宇治十帖の後半
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高校時代に途中まで読んだことがあったが
すっかり忘れていました。それにしても
恋多き男性であります・・。
ところどころ原文で読んだ箇所が出てきて
懐かしかった。それにしても雅な時代であります。
紫の上が当時としては、待つ身だけの、男性に頼るだけの
女性の幸せを考える件がありビックリした。
これは原著通りなかの、大和和紀さんのオリジナルなのか・・。 -
源氏物語の汚い部分を取り去って、美化してる。
それで良いと思います
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