あさきゆめみし(完全版) 源氏物語 (10) (KCDX)

  • 講談社 (2008年7月1日発売)
4.10
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784063755350

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  •  図書館で借りた本。大和和紀さんのマンガが好きで、『アラミス』やら『ハイカラさん』やら買ってた勢いで、多分3、4巻あたりまでKCコミックスで購入したような。なんかね、途中で出るのが途切れたんだよ。そしたらもう買う気なくなっちゃって、いままで放置。図書館で出会えて、大河ドラマ様々です。もっとも、私が気づかなかっただけで、2010年頃には入ってたらしい。

     で、ここから感想。

     大和和紀さんの後書きに書いてあった円地文子版、私も読んだ筈なんだけど、今回これを読んで、こんな話だったっけ?と。もうすっかり忘れてました。うーん、興味のない話だったんだろうな、高校生の頃の私には。
     で、ここで歳を重ねると、って感想ならいいのだろうけど、やっぱり苦手だった。水上勉とか泉鏡花とか花登筺とか、に近い感じの苦手さ。六条の御息所は可愛いと思えるので、主人公が苦手としか言いようがない。登場人物がみんな恋愛至上主義なのも苦手な要因かも。その時代はそうだった、と言われればそうかもしれないが、きちんと働いていた人もいる訳で。
     でも、今の恋愛モノのラノベの大先輩と考えたら、続きを待つ身の辛さも感じられるかも。大和和紀さんの解釈も素晴らしいしね。
     源氏物語を手軽に読みたいと思う人にオススメ。

  • 其の四十八~其の五十三

  • 宇治十帖の後半

  • 高校時代に途中まで読んだことがあったが
    すっかり忘れていました。それにしても
    恋多き男性であります・・。

    ところどころ原文で読んだ箇所が出てきて
    懐かしかった。それにしても雅な時代であります。

    紫の上が当時としては、待つ身だけの、男性に頼るだけの
    女性の幸せを考える件がありビックリした。
    これは原著通りなかの、大和和紀さんのオリジナルなのか・・。

  • 源氏物語の汚い部分を取り去って、美化してる。
    それで良いと思います

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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