英国少年 寄宿舎でつかまえろ!(1)

高橋ミサ

• 講談社 (2008年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pompom456さんの感想 · 2013年11月12日]

天才先輩×ダメで健気な後輩

[リカさんの感想 · 2011年1月19日]

タイトル通り、イギリスの寄宿舎が舞台。
上級生のお使い役、ファグという役目をめぐって繰り広げられる話です。
ひょんなことから、シーザーのファグ候補となった主人公フィン。
ところがシーザーは、ファグはいらないというかなりの偏屈もので、フィンを邪険にします。
また、シーザーにも、シーザーのファグ候補のフィンにも敵が多く登場します。
シーザーにはパワーライバル（勢力、派閥）、フィンにはシーザーをめぐる恋（？）のライバルが。

ありきたりの単純な話かなと思いましたが、絵に動きがあり、キャラクター設定がしっかりしているので、見ていて楽しめます。
フィンの姿に、下心なく人に接することの大切さを教えられました。

シーザーは、とてもイヤな性格でしたが、読むにつれてどんどんいい人だとわかってきます。
いつも昼行灯のようだけれど、やる時はやるし、かっこよくてセクシー。
これは下級生は憧れますね。
なんだかんだで仲良くなってきたシーザーとフィンですが、まだファグにはなっていません。
2巻が楽しみです。

[イノリさんの感想 · 2009年3月10日]

絵とかは正直好みじゃなかったけどストーリーが凄く好きです。