押し入れ (KCデラックス)

  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063756807

感想・レビュー・書評

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  • ★夜の馬
     臨死体験。
    ★メディア
     娘を溺愛する母と、振り払おうともがく娘。
     溺愛というより依存に近い。
    ★押し入れ
     山岸涼子お得意の、作者近辺に取材した怪談。
    ★雨女
     保険金目当てで女を破滅させた男について、
     だまされた女の側から描いた作品。
     ロス事件を題材にしているそうだが。
     背後霊を「長物を引きずっている」という表現はすごい。
     衝撃のひとコマも。

  • 山岸涼子で思い出したこの本。『鬼』とあわせて、子どもの頃のトラウマ本である。家にあったのはAmieコミックの方だったけれど、表紙見るだけでトラウマ復活だったのでこっちに。
    押し入れがある部屋で寝られなくなる本。現在住んでいる家は、寝室に押し入れがあるのにね...

  • 再読。手持ちの山岸短編集の中で一番好きな作品かも。 特に印象的なのはやっぱり「メディア」。子どもは自分のものだと思い込む時点で、アメリカも日本も根本は一緒なような。。「鬼子母神」に出てくる母子を思い出した。(感想2/13)

  • 面白そう。

  • 最も恐ろしいのは、人の心だ。

  • 表題作のほか、「夜の馬」、「メディア」、「雨女」収録(「夜の馬」「雨女」はいずれも実際の事件をテーマにしたもの。両方とも有名すぎる事件です)。
    オススメは母親と子供の関係を描いた「メディア」。母親の描写がとにかく素晴らしい。プレゼントがちりめん製のテディベアだとか、「こういうタイプの母親」によくここまで気づけるなぁ、とゾクゾクした。ラストの後味の悪さが何とも言えない。
    ちなみに読んだ日の夜、めちゃくちゃ怖い夢を見た。

  • ■山岸凉子
    ■発売日:2009.3.23

    このお方の作品は精神的に怖いので…
    昼間の明るい時間、気分が良い時に読んだ方がいい

    怖いの苦手だけど
    作者が好きなので、ついつい買ってしまう。。。(苦笑

  • 『メディア』のような、着地してはいけない所に見事着地してしまう話(『舞姫』もこれの応用?)が本当に怖い。おかあさ〜ん

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著者プロフィール

山岸凉子(やまぎし・りょうこ)
1947年北海道生まれ。69年デビュー後に上京。作品は、東西の神話、バレエ、ホラーなど幅広く、代表作に「アラベスク」「日出処の天子」「テレプシコーラ/舞姫」など。

「2021年 『楠勝平コレクション 山岸凉子と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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