- Amazon.co.jp ・マンガ (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063757163
感想・レビュー・書評
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ついに全ての謎が解き明かされる。思春期の終わりのはじまりともいえる高校3年生。進路や受験,人間関係などの様々な葛藤を乗り越えて,それでも彼ら/彼女らは歩き出す。登場人物7人(あるいは8人)の誰かに,きっと感情移入できるはず。重いテーマ設定ではあるけれども,読後感は暗くはない。できれば原作のような,大学進学後の彼らの後ろ姿も描写して欲しかったのは,わたくしの欲だろうか。
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…なるほど、そうきたか!
そう『色々』と思わせてくれた巻。
オチ、というか設定としては、実に素晴らしい!
それこそ色々述べたいところだが、この物語の根幹である設定に触れてしまいそうなので、語らないことにする。
ここまで読んできた方なら、きっと楽しめることだろう。
ただ一つ気になったのは、大オチというか終わり際のシーン。
仕方が無いとはいえ、ややあっさり風味。
とはいえ、悪いものではない。やはり最大のウリであるサスペンス要素というか舞台装置のネタバレが終わってしまえば、もう物語としては失速するのは否めないのだから。
予想外に楽しめた作品だった。 -
正直原作読んでないとついていけない内容かなー。
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未レビュー消化。買ったきっかけはオススメされてたからだとおもう。少年少女たちの思春期ならでは苦悩を顕現させながらも程よいサスペンス要素を描いて面白かった。特に景子のエピソードでは自分の醜くさを受け入れ、自分の真実を素直に吐露しているシーンがとてもキレイに見えました。
辻村深月作品も余裕ができたら買わなければ -
雪の降りしきる、閉鎖された学校。止まったままの時計。突如と響くチャイム。思い出せない、自殺したクラスメート。
閉じ込められた8人の仲間達。
冷たい校舎にチャイムが響くとき、誰かがひとり、消える。
*
原作同様ぼろぼろと泣く羽目になった。
細かい部分が元と違う設定になっていたけど、登場人物がフルネームで表記されない分ミスリードが生きている気がします。
(とかいいつつ、原作時も殆ど騙されていたわけですが)
繊細で強い硝子のように。 -
予想していた展開とは違う展開
ある人が高校生に縮んでいたり、自殺したのはあの人だったり
なによりあの時間の止まった校舎
鷹野くんが好きです
本も読みたいです
きっと真剣に読んでたら感動するんだろうな
でも自分的には、「名前探しの放課後」のほうが感動しました -
この世界の作ったのは誰なのか…
みたいな話(爆) -
1巻立ち読みしてちょっと気になってたものの保留してたんだけど、4巻完結ということで全巻購入。
1巻1話の見せ方とかちょっとゾクッとして面白かった。じわっとくる怖さの見せ方はうまいなと。人気のない学校ってなんであんなに怖いんだろうね。
ただ何人目かにはさすがにパターンがわかったというか、最初のような恐怖は感じなくなり残念。ホラーではなく心理モノだとわかった辺りでもう怖さは薄れるよね。
ラストは言葉足らずで微妙にスッキリしなかったなあ。原作読んだらスッキリするのかしら? -
最終巻なのでまとめっぽくはなっていますが、やはり原作より漫画の方が客観的で好きだなぁと。